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近年、女性の大学進学率が上昇し、その後社会でも活躍する方が増えてきた。しかし、これにより晩婚化が進み、さらには結婚をしない女性も増えてきている。また子供にかける費用が増え、多くの子供を産むには相当なお金が必要となってきている。現在2015年の日本の合計特殊出生率は1,42で、今後さらに低くなることも懸念されている。
このような背景のもと、少子化が進行していくことに対しては以下のような問題点がある。まず第1に若者の人口が減少することにより、労働力不足が懸念される。2つ目に一人っ子が多くなることによって、親が過保護になり、子供の自主性や協調性が失われ、これが原因で、いじめの対象となってしまう危険もある。3つ目に仕事と家庭の両立が難しく、簡単に育児休暇が取れないという問題もある。
以上これらの問題点に対する解決策を考えていきたい。
まず第1の少子化による労働力不足に対しては、出産および育児における負担を軽減するような対策が必要である。例えば、行政は3人以上子供がいる家庭には、子供以外にも補助金を提供したり、育児休暇の推進をする必要がある。そして何より、若い男女が交流できるような出会いの場を設けることも今後考えていかなければならない。
第2のいじめ問題に対しては、行政が主体となって、子供同士が交流する場を設ける必要がある。福島市では、地域が一体となって子供を預けることができる「ファミリーサポートセンター」がある。これは子供を預ける側と預かってくれる側が会員となり、お互いに信頼関係を築きながら安心して子どもを預けられる子育て支援である。これにより地域の子供たちとの交流が増えれば、学校生活でのいじめも無くなってくると思う。
3つ目の育児休暇が取れない問題に対しては、企業内で育児休暇の推進を進めなければならない。東京都文京区では、成澤区長自身が育児休暇を積極的に取得し、内部波及に取り組んでいる。これにより区長だけではなく、区役所で働く方にとっても育児休暇を取りやすく、働きやすい環境つくりをしている。このような行政の取り組みを企業の政策として取り入れることによって、育児に困っている方がのびのびと働くことができる職場つくりをしていかなければならない。
以上私は少子化の問題点とその解決策を論述してきた。国民一人一人が少子化による問題を常に意識し、社会全体で子育てを支援していく体制が今後必要になってくる。