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日本の教育制度の現在

最近、学力水準の低下やいじめ問題が大きく報道されている。将来優秀な人材を輩出するためには、小中高の学校教育の質を向上させ、教育制度の見直しが求められる。
ではなぜこのように、学校教育の質が低下してしまったのか、その問題点について考えていきたい。





従来のゆとり教育の後遺症としての学力水準の低下が原因であると考える。近年では国際的な学力検査である経済協力開発機構(OECD)の学力到達度調査では、日本の学力順位は下降気味である。

そして最新の2012~13年次における日本の大学最高位は東京大学(27位)で、ベスト400に入る日本の大学は全部で13校に留まっている。このように日本は先進国であるにもかかわらず、学力水準の低下が懸念されており、今後の学力水準の向上が急務である。

日本の教育制度図

日本の教育制度の図


日本の教育制度の問題点

他人への思いやりや規範意識に欠けた児童や生徒の増加に歯止めがかかっていないことである。最近では神奈川区川崎市、岩手県矢巾町でのいじめによる自殺が報道された。これらの事件の特徴としては、いじめの現場を見ているにもかかわらず、それを無視したり、反対にいじめに加わって暴言や暴力を振るう生徒がいたということである。つまり、いじめる側も十分悪いが、それを見ていた生徒が無視したり、いじめに加わったりする周りの生徒も規範意識に欠けていると考えられる。
では上記の問題点に関する解決策を考えていきたい。

今後の日本の教育制度について

まず第一の学力水準の低下に関しては、児童や生徒が塾に行かなくても済むような学校教育の知的側面からの充実と、知識の定着を図るための学級やグループでの討論の機会を作る必要がある。そのためにも、公立の初等教育では読み書き、計算といった基礎学力の反復学習を中心としたカリキュラム編成を意識すべきである。

また、公立中学校では中等教育の統一性を確保するために中高一貫校教育の増設を図ることが重要である。これにより学校教育の統一性と能率性が高まり、各学校独自の学習効果がアップと考える。このように学力水準の低下を改善するためには初等教育での反復学習と中等教育での中高一貫校の増設が求められる。
第二のいじめ問題に対しては、道徳教育の確立が必要である。現在の日本の道徳授業は必修化されていないため、あまり大きな効果が表れない。そこで今後道徳教育を必修化することによって、他人の気持ちを思いやり、そして規範意識に長ける生徒が多くなってくると考える。このように道徳教育を確立することで、生徒の規範意識に変化が生まれ、いじめの問題も減ってくるのではないかと考える。
以上私は学校教育の問題について論述してきた。将来優秀で規範意識に長ける人材を輩出するためにも、小中高での学校教育の向上を重視すべきである。