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地球温暖化の現状

地球温暖化とは、大気圏に温室効果ガスなどが放出されることで、大気圏の温室化が進み、地球上の平均気温が上昇する現象のことである。

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地球上では過去100年間、平均気温が0,74度上昇し、直近の10年を振り返ってみても、19世紀半ば以降では最も暖かい状態が続いている。





この地球温暖化の問題としては、気温上昇によって建物の壁や路面の温度が上がることによる、都市部特有のヒートアイランド現象や洪水河川災害を伴うようなゲリラ降雨などがあげられる。

さらに急激な気温の上昇は、熱中症などを引き起こし、最悪の場合には死亡してしまう可能性がある。
このような地球温暖化問題の解決に向け、行政はどのような取り組みを講ずるべきか。二酸化炭素の排出を削減する取り組みと排出された二酸化炭素を吸収する取り組みの二つに分けて以下に論ずる。

二酸化炭素の排出と吸収の取り組み

一つ目の二酸化炭素の排出を削減する取り組みについては、まず通勤、通学での自転車の活用を推進することがあげられる。

世田谷区では、レンタルサイクル「がやリン」という取り組みを行っており、これは世田谷区内の 7カ所にレンタサイクルコートを設置し、このうち4カ所のコートではどこでも借りられどこへでも返却できるというコミュニティリサイクルシステムのことである。

これに加え、サイクリングロードや自転車専用レーンの整備などを進めることで、住民の自転車利用も増え、健康の増進にもつながると考えられる。


また杉並区では、レジ袋の有料化条例を施行し、レジ袋の削減に取り組んでいる。これにより、廃棄物の焼却処分量を減らすことができ、二酸化炭素の排出を削減することができる。

さらに政府から環境都市モデルに選定された千代田区では「街づくり」、「人づくり」というキャッチフレーズのもと、区民、大学、企業で組織される、千代田エコシステム推進協議会と連携した、環境配慮行動の促進と環境教育の充実を図り、環境に優しい人づくりを行っていくとしている。

このような取り組みを通して、住民の環境意識の向上が重要であると考える。
二つ目の二酸化炭素を吸収する取り組みについては、スペースをうまく利用した緑地化を推進する取り組みが考えられる。

具体的には公共施設や企業、商店街の建物の側面における「緑カーテン」作っている。緑のカーテンとは、板橋区が全国に先駆けて始めたもので、植物を建物の外側に生育することにより、夏の日差しや外からの熱を軽減し、室温の上昇を抑制するものである。

これにより、冷房の使用を控えるようになり、省エネ効果が期待できる。また建物に熱をためないために、都市部特有のヒートアイランド現象の緩和が期待できる。

さらに小中学校や公園の芝生化まで拡大すれば、生徒の安全や住民の健康増進まで図り、一石二鳥である。このように都心部などでは建物の近くに木を植えたり、太陽光を利用して昼間の電力の節約をしていくことが重要である。

まとめ

以上の政策の実現のためには、行政のみならず、区民の協力と企業との共催や寄付などが必要である。それが地球温暖化対策で私たちにできることです。

行政はその協議システムの構築をするとともに、企業側にインセンティブを与えるために協力した企業に対しては事業税などを経験し税制上の優遇措置などを講ずる必要があると考える。

また近年では再生可能エネルギーの開発が進められており、2011年の福島原発事故により電力供給が乏しくなった福島県では、「世界に開かれた再生可能エネルギーの研究開発の推進」と「新しい産業の集積を通した復興への貢献」をめざし、火力発電や水力発電に依存しない再生可能エネルギーに関する新技術を生み出すことを目標としている。