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はじめに

2日正午ごろ、千葉市美浜区の幕張メッセで行われていたゲームのイベント「モンストフェスティバル2015」で、会場に入るために並んでいた8歳から67 歳の男女11人が熱中症とみられる症状により救急搬送されました。
なぜこのようなことになったのでしょうか?
予防することはできなかったのでしょうか?





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当日の千葉市の気温

銚子地方気象台によると、県内の最高気温は市原市牛久で37・1度、千葉市で34度を記録した。
この厳しい暑さの中、入場規制がされたのは午前11時22分、その後会場内への入場は出来なくなったものの、19時までは会場入口にてシリアルコードの配布が行われたため行列は解消せず、会場に設けた救護室には午後3時半までに80人以上が駆け込んだということです。

甘かった?危機管理

想定外の人出であったことを差し引いても、今回のイベントでの危機管理の甘さが目立ちました。
そもそもなぜこの時期に開催したのでしょうか?

 

モンスターストライクといえば子供から大人まで幅広い年代が楽しんでいるスマホゲームですので、夏休みのこの時期に開催したのでしょうか?

 

この種類のイベントであれば場外で数時間行列が出来るのは当たり前、さらに夏休みですので家族連れの参加も想像できたはずです。

 

もっと涼しくなってから開催することは出来なかったのでしょうか?

もし、開催するのであれば相応の対策が必要ではなかったのでしょうか?
また今回は参加者の側にも熱中症に対する認識の甘さはあったようです。

 

数時間、炎天下にいれば熱中症の恐れがあるということや毎年熱中症で死亡者が発生していることはもはや常識です。
イベントスタッフについても問題がありました。


 

スタッフの数が不足していたことに加え、整列を促すアナウンスもなく、行列用の通路が確保されておらず、行列を乱したり、割り込みをするグループがいたりと無秩序な状態になってしまっていました。

熱中症の初期症状とは?

 

では、熱中症の初期症状とはどのようなものなのでしょうか?

  1. めまい、顔のほてり
    熱中症の最初のサインです。これらを感じたらなるべく無理はせず、涼しい所で体を休めたり、水分塩分の補給を行いましょう。
  2. 筋肉痛やけいれん
    足がつるような状態になる場合もあります。
  3. 体のだるさ、吐き気
    だるさや吐き気、頭痛を伴うこともあります。
  4. 汗のかきかたがおかしい
    汗が全然止まらない、拭いても拭いても出てくる。もしくはまったく汗が出なくなったという場合は熱中症になっている可能性があります。
  5. 体温の上昇、皮膚に異常
    体の表面が熱く、皮膚がカサカサしているといった症状も熱中症のサインです。
  6. 声に反応しない、返答がおかしい、まっすぐ歩けない
    呼びかけに反応がなかったり、返答がおかしい。ひきつけを起こしたりまっすぐ歩けないなどの症状は重度の熱中症の危険性があります。すぐに病院を受診しましょう。
  7. 水分補給が出来ない。                              自分で水分が補給できなくなるような場合は非常に危険な状態です。無理やり飲ませることはせずすみやかに病院で受診しましょう。

 

応急処置

  1. 涼しいところに運び足を高くして寝かせる
  2. 水分を飲ませる(コップ一杯の水に塩1つまみ、砂糖5つまみを混ぜると吸収されやすい)
  3. 体温を下げる(手足、全身に水をかける・濡れタオルを首筋や脇の下に当てる・霧吹きで体に水を吹きかけてからうちわで扇ぐ)

まとめ

今回の出来事は運営側、参加する側ともに熱中症を甘く見ていたことにより起きたと言えます。
重症なら死に至ることもあるのが熱中症の恐怖です。
こまめな水分補給や炎天下に長時間いないこと、体調管理をしっかりと行うなど、予防は決して難しいことではありません。
この機会にしっかり確認と対策をしていきたいものですね。