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8月17日の日本時間21時頃、タイの首都であるバンコクの繁華街で外国人を含む27人が死亡し他にも多数の負傷者を出す、大規模な爆発が発生しました。
タイ政府はこれを爆弾テロと見ていますが、現在のところ犯行声明は出されていません。
今後テロ組織からの犯行声明は出されるのでしょうか?
また被害にあった外国人の中に日本人がいたのか、現地では調査が進んでいます。





 

バンコク地図(爆発のあった場所)

日本企業のバンコク伊勢丹がすぐ近くにあります。日本人の安藤紘太さんが爆破に巻き込まれ重症です。

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負傷した日本人の名前は?

現地の病院によると、負傷者の中に、日本人の男性が含まれています。

安藤紘太さん(31)は爆弾の破片が腹部などに直撃しているため、かなり出血しています。現在、意識不明の重体で、現地の日本大使館も確認を急いでいます。

安藤紘太さんの職業はJR東日本社員

安藤紘太さんは、先月から東京海上日動のタイの現地法人に出向き、バンコクに駐在中に事件にバンコク爆発事件に巻き込まれたようです。

 

 

イスラム過激派の犯行?それとも?

タイでは南部の地域でイスラム過激派による爆弾テロ事件は多発してきましたが、これまでに首都・バンコクでの爆弾テロ事件は起こっていませんでした。

 

今年2月に爆弾が爆発する事件は起きたものの、爆弾の威力が弱く殺傷が目的となったものではないという見解でした。

 

地域からテロ事件というと真っ先にイスラム過激派が連想されますが、これも彼らの犯行なのでしょうか。このテロ事件によって今後バンコクを訪れる外国人観光客は減るでしょうし、繁華街としての賑わいも減少していきそうです。
もしもイスラム過激派による犯行であった場合、タイの南部3県で爆弾テロが頻発している事からも、再度バンコクで人が集まる場所でのテロが行われる可能性は高いと見られるでしょう。
タイの経済の中心地でテロが多発するとなれば、当然経済への悪影響も予想されます。
ちなみに現段階でタイ政府のサンサーン副報道官は「国家への反逆者」という犯人像を挙げており、タクシン元首相派などの反軍政勢力による、タイの経済混乱と観光業への打撃を狙ったものという見解を示しています。
その場合武装や兵器のレベルを元に考えると、連続する可能性についてはイスラム過激派よりも低くなるとは思いますが、どちらにせよ今後警戒態勢が続きそうです。


 

邦人男性1人が負傷…真相の究明まで安全第一の行動を!

最新のニュースによると、負傷者の多くは中国人・台湾人であり、さらに日本人も男性が1人負傷したという事です。負傷の程度は明らかではありません。

 

バンコクでテロに遭う事は予想し難い事でしたが、今回のテロ事件で日本人への警鐘も強める必要がありそうです。
なぜなら、タイの在留邦人は2014年の時点で6万人を超えており、旅行者も126万人以上と、多くの方がタイやバンコクを訪れています。
物価が安く、それでいて大都会の様相であるバンコクは、日本人でお年寄りの方のセカンドライフを楽しめる居住地などとしても人気があります。
旅行者や移住者を誘致する動きも活発だったと思いますが、今回の件で行きたがる方は大幅に減少する事が予想されます。
前述の反政府組織による観光業へダメージを与えるという目的だったのであれば、その目的果たされてしまったのでしょう。
海外の中でも人気となっている地域ですが、このテロ事件の真相が究明されるまでは、現地にいる日本人を含む外国人観光客の方々には安全第一の行動を選択して欲しいです。

 

海外に於ける突発的な大規模事故の危険と不安

先日中国の天津で発生した超大規模爆発事故や今回の爆弾テロなど、現在は海外での事件・事故に対する不安は非常に高まっていると言えるしょう。

 

特に中国では天津での爆発事故の後、8月16日の夜にも今度は青島市で天然ガス施設が爆発炎上するという事故が起きています。
中国の爆発事故は危機管理意識レベルから来る人災という見方も出来ますが、あくまで事故。しかしバンコクの爆弾テロに関しては、テロ組織か反政府組織が故意に起こしている事ですので、この後連続して起こる可能性も否定出来ません。
しかしこういった事故や事件があっても、危険度が高まっている地域へ予定していたからといって旅行に行ってしまう方も意外に多くいる事が通例となっているように思えます。
巻き込まれてからでは遅いので、リスクを重く見て予定を変更するなどの適切な判断が必要です。