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子供の混浴は何歳まで?

夏休みですから、日帰りで温泉に行くご家族もたくさんいると思います。

お子さんがいる場合、男の子が女湯に入ったり、女の子が男湯に入ることもありますね。
混浴可能な年齢は都道府県の自治体がそれぞれ決めていますが、最近は独自に年齢を引き下げる施設もあります。





その理由は、時代の変化が大きく関係しているでしょう。
はたして、何歳までなら混浴してもいいのでしょうか。
「小学校3年生以上になったら、異性の方には入れないでください」
山形県米沢市の温泉旅館の脱衣場には、このような貼り紙がされています。
経営者の話によりますと、女性のお客さまから「男の子に身体じろじろとを見られた」と苦情があり、山形県では11歳に決めている年齢を、独自の判断で下げたと言います。
確かに11歳、小学校高学年にもなれば身体も大きくなりますし、性的なことを覚える年齢でもあるので、異性の方に入浴させるのはあまりよくないと思います。
定めている年齢が11歳というのもおかしな話です。
最近の子どもは、ネットや生活環境の違いから、昔の子どもに比べて身体も中身も成熟していると思います。

混浴に関する問題(トラブル)

現在、銭湯や日帰りの温泉での子どもの混浴に大きな問題が生じています。

 

「男湯にお父さんと来た、女の子の胸が膨らんでいた。女湯に入れるべきだと思う。」
北海道の銭湯182施設が加盟している北海道公衆浴場業生活衛正同業組合にも、このような苦情が増えています。
確かに、女の子ってだけで男湯に入れるのはどうなのか。

 

と考える人もいるのに、身体が大人に近づいている子を混浴させるのは、周りの目も気になりますし、本人も可哀想な気がします。
気にしていないにしても、そろそろそういうことを気にするようにならないと後々危険な気もします。
公衆浴場法は、各自治体がそれぞれ条例を定めていいことになっています。
国では一応は10歳以上は混浴をさせないことを目安にしていますが、自治体によって年齢の上限が異なっているのが現実です。
国で年齢制限を定めてしまったほうが、トラブルが起きない気もするのですが。
なぜ国で決めてしまわないのでしょう。
北海道の年齢は制限は11歳ですが、11歳だと大人に近い体型の子も沢山いるため、同業組合が10月から9才に引き下げることにしました。
理事長の小西広幸さんは「条例が古く、いまの子どもの発達と合っていない」と指摘しています。
本当に小西さんの言うとおりで、食べるものが違えば発達の過程だって違うのですから、時代に合った条例を定めるべきですよね。


子どもの発育

2014年の学校保健統計調査によりますと、50年前と比較して10歳の身長体重の比率は男の子が身長5.7センチ、体重5キロ、女の子は身長6.6センチ、体重5キロと増えています。

 

大阪大学で発達心理学の教授をしている日野林俊彦さんが調べたところ、初潮の年齢は1961年には13歳が平均だったのに対して、2011年では12歳が平均になっています。
その結果を得て日野林さんは「親の世代より今の子どもの方が発達が早い。混浴を辞めるのは年齢よりも身体の発達で考えた方がいい」と話しています。
確かに、11歳以上なら大人より身長が大きかったり、すでにおっぱいが大きい子もいますし、発育の早い子は9歳だって小学校高学年から中学生くらいに見える子もいます。
それでも年齢が条件にあたいするから混浴させても大丈夫というのは、周りのことを考えていないエチケット違反な行為だと思います。
ルール上は大丈夫でも、人が嫌な思いをすることはありますから、ルールだけを守っていればいいのではなく、マナーやエチケットも守らなくてはいけないのではないでしょうか。

 

親の子離れ問題

子どもの混浴が問題になるのは、子離れできない親が多いことがあげられます。

 

13歳の男のお子さんをもつ49歳のお母さんは子どもと11歳まで混浴していて、「子どもがい嫌がらないうちは混浴でいい」と話していますが、自分達のことしか考えていないのは人として最低ではないでしょうか。
しかし、異性の子どもを一人で入らせるのは心配だという親御さんの話も沢山あるのは分かります。
それは、子どもの面倒を見てくれる顔馴染みがいないことと、子どもに対する犯罪が増えていることも理由になるでしょう。
しかし、混浴では盗撮などの被害に遭いやすいので、なるべく辞めた方がいいと言います。
銭湯の歴史に詳しい人は、「日本はおおらかだから混浴に関して問題にならなかったけど、銭湯の文化を残していくためには時代に合わせて改善することも必要」としています。
親御さんたちは、子どもの安全も発育状況もしっかり考えて混浴させるか決めてください。

私の近所の銭湯

余談ですが、私の近所の銭湯は確か8歳までと決められていました。

身長の制限もあり、130センチ以下でした。
ですから、私の中では小学校2年生くらいまでがぎりぎり混浴できる範囲だと考えています。
それから、昔訪れた旅館で小学校高学年頃の女の子が女湯から男湯までバスタオル一枚で行き来していました。
お母さんに伝書鳩の役割をさせられていたようですが、ああいうのは如何なものでしょうか。
当時、私もその女の子と同じくらいの年齢でしたのて、とても可哀想に思いました。