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インドネシアの航空会社・トリガナ航空の旅客機が8月16日、消息不明となり連絡が取れなくなったというニュースが報道されました。
海外の航空機事故はここ最近非常に多くなっており、今回も消息不明の時点で墜落を強く想像させました。
その後すぐに続報は無かったのですが、8月18日に墜落が明らかとなり、乗客・乗務員54名の方全員の死亡が確認されました。





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近年相次ぐ海外航空会社の旅客機墜落事故ですが、今回の事故原因はどういったものだったのでしょうか?
また今後の安全性に対してはどう見るのが最適なのでしょう。

 

 

墜落現場付近に激しい風雨

墜落事故の原因は、事故により様々です。中にはパイロットの方などによる人為的な事故やヒューマンエラーが原因となったものまであります。

 

今回の事故に於ける原因と思われるものに、かなりの悪天候であった事が挙げられています。
事故機が消息を絶った領域は、標高2000mを超える山が多い山間部であり、激しい雨と風による悪天候であったとされています。
確かに悪天候は原因になりえるとは思いますが、そういった天候も前提にしたフライトプランが考えられているはずですので、悪天候だと墜落する危険性がある時点で、フライトするべきではありません。
事故機の背景には他にも事故に繋がる要因があったのでしょうか?

 

航空会社そのものに問題あり?

旅客機単位ではなく、トリガナ航空という会社単位で墜落の危険性が高かったという見方があります。


 

トリガナ航空は主に国内路線で14機が運航しているそうなのですが、なんとこちらの会社、1991年の会社設立以来、なんと14件もの重大事故を起こしているそうです。
2002年に搭乗者6人が死亡、2006年に12人が死亡する事故などが代表例で、航空会社としての安全性そのものが疑問視されていました。
これによってEUではトリガナ航空のヨーロッパ上空での飛行を禁止しています。
通常、旅客機が事故を起こす可能性はイメージと裏腹に非常に低い確率となっています。

 

旅客機への搭乗を不安がる方への意見として、車を運転して事故に遭う可能性の方が遥かに高いという話などもよく挙げられています。
そうした安全性の高さが根本にあるにも関わらず、これだけ多くの事故を起こしているのであれば、インドネシア国内で航空会社に対する規制を強め、航空機利用客の方々の命を守る仕組みを作るべきなのではないかと思ってしまいます。

 

海外の航空会社利用に不安?

インドネシアの航空会社は、トリガナ航空だけでなく過去に重大事故が相次いでいます。

 

中でも日本人6名の方が亡くなられた事もあって大きく報道された、1997年9月に起きたインドネシア国営であるガルーダ・インドネシア航空の旅客機が墜落した事故が挙げられます。
この事故では搭乗者234名の方が亡くなっています。
その他でも2005年9月、格安航空会社マンダラ航空の旅客機が離陸直後に墜落し、搭乗者130名以上の方が亡くなるなどしています。
これを考えますと、インドネシアの旅客機を利用する事には警鐘を鳴らさざるを得ない状況と言えます。
またインドネシア以外では、マレーシアの航空機の墜落が近年では相次いでおり、これに関してはテロの標的にされた可能性が強いと見られるなど、インドネシアとは違った事情であるものの事故に巻き込まれる危険性は高いと考えるべきだと言えます。
日本でも2014年にマレーシアの航空機が消息を絶ったというニュースが相次ぎました。
ネットユーザーの間ではその頃からテロの可能性が高いなど様々な憶測が飛び交いましたが、国際問題絡みの事件や事故は真相がハッキリと報道される事が少ないです。
利用者の立場から考えると、自衛のために危険性が高い航空会社の利用は避ける事に尽きると思います。
最近では日本で発生した日本航空123便が墜落してから30年が経った事がニュースで取り上げられていますが、今後も航空会社には安全の維持に全力を尽くして欲しいものです。