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昨年10月にスタートした日曜午後11時15分スタートのフジテレビのタモリ(69)のトークバラエティー番組「ヨルタモリ」が9月いっぱいで終了することが21日分かりました。

開始当初から1年契約だったので、そのまま終了するといったかたちです。タモリさんの独特の世界観と巧みな話術を楽しめる番組として評判が良かっただけに、視聴者からは終了を惜しむ声やスペシャル番組で復活を望む声が上がりそうです。





 

ヨルタモリとは一体どんな番組なのか

宮沢りえさん演じるママが経営する架空のバーを舞台に、毎回タモリさんが様々なキャラクターを演じ、常連客になり切ってトークに臨み、毎回変わるゲストの意外な一面を引き出していく内容です。

トークの合間に「面白いのがやっている」とママがバーのテレビを付けると、突然一人でコントをやっているタモリさんの映像が流れ、それを観終わると出演者皆で、そのコントに対してあれこれ突っ込んだり、トークの話題になったりします。
基本はタモリさんと宮沢りえさん演じるママを中心としたトークに、ゲストを交えてトークを中心とした番組です。なかなか普段は見られないタモリさんが、なり切っている独特なキャラクターと、聞き手ではない自分発信の話題や、ママにしかられたいといった性癖や下ネタも前面に出しています。

 

ヨルタモリの内容と魅力とは

お昼の長寿番組、笑っていいとも!で長年活躍していたタモリさんのイメージとは違った、自分中心のやりたいことをやっている感じがとても魅力的です。毎回来るゲストもとても豪華で、普段なかなかバラエディー番組に出ないような俳優さんやミュージシャンなどの大御所が、タモリさんを中心に面白いエピソードやネタでトークが盛り上がります。


ゲストがミュージシャンの時に、トーク中に急に始まるアドリブのセッションはお見事です。
即興で作って歌い上げるタモリさんには脱帽します。
毎回色んなキャラクターになりきってバーにやって来るタモリさんが、時々トーク中に自分のキャラクターを忘れて、「タモリさんなんですか」と共演者に突っ込まれているシーンは笑いのツボです。
さらに、自身のしかられたいという願望を宮沢りえ演じるママにしかられて叶えてもらって喜んでるタモリさんは不思議と笑えます。
昼のタモリさんしか知らない世代は、このヨルタモリを観たら、間違いなくイメージのギャップと面白さに驚きます。

一番観て欲しいのが、タモリさんの一人コントです。電車オタクで知られるタモリさんが世界の車窓からをパロディ化したもの。取り上げる路線は地下鉄。毎回地上駅から出発して、すぐに地下にもぐり景色が真っ暗な映像で、それを知識のあるタモリさんが、もっともらしいナレーションで、遊び心のある内容に笑わせてくれます。
他にも鉄オタが楽しめそうな、鉄道車両によるGIレースや、『視点・論点』(NHK)のパロディー。
鉄道駅の始発駅・終着駅に焦点をあて、終着駅への思いをタモリさんが語ります。

タモリさんといえば十八番のデタラメ外国語があります。適当な外国語をあたかも本当の言語に聞こえる技を持っているのは有名です。
それを含めて楽しめるのがイタリア人の通信販売です。タモリさん演じるイタリア人の適当なイタリア語で、車のドアに付いた傷もコレを使えば悩みも解決すると、傷の付いた車にさらに傷を付けてコレで悩んでいた傷も目立たなくなって悩みも解決だと、馬鹿馬鹿しい内容のコントです。

この番組の魅力は大人が楽しめるバラエディー番組として認識されていますが、決して大人だけではなく、若者も楽しめます。
タモリさんの独特な視点で作られるコントは他にも沢山見どころがあります。
9月いっぱいで番組が終了するのはもったいないですが、その前に是非一度観るべきです。

たった1年で終わるのはもったいない

当初の契約通り1年で終わる契約で始めたのがヨルタモリです。視聴率もこの時間帯で二桁を取るほど、人気がありました。

番組終了の知らせを聞いた視聴者からは、とても残念といった惜しむ声が聞かれます。
フジテレビ側から続投の声もあったらしいのですが、出演者と話し合った結果、勢いのある状態で終了した方が良いと判断して、予定通り9月いっぱいで終了としたみたいです。
ただ、このままタモリさんのコントが観られなくなるのは惜しいので、是非他の企画でタモリさんのコントをやってもらいたいです。テレビ局の皆さん是非お願いします。