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橋下徹大阪市長兼維新の党最高顧問と松井一郎大阪府知事兼維新の党顧問が離党を発表しました。
「永田町病にかかっている。大阪に集中する」と自らの正当性を主張していますが、非常に気になるところです。
なぜ柿沢未途幹事長が山形市長選で民主党と共産党が推す候補を応援したのが「永田町病」なのか、全く理解できません。
橋下徹氏はこれまでにも言いがかりを相手に吹っかけて、相手を負かしてそれを誇る形で人気を集めてきました。






つまり橋下徹氏は、誰でもいいから喧嘩をしてメディアを騒がせたいのです。
それは一つの政治手法でもあると言えます。
どれほど良い政治を行っても、マスコミで取り上げてくれなければ多くの人には伝わりません。
そのことをタレント弁護士であった橋下徹氏は、知り尽くしているのです。
今回の件も、ただの言いがかりとしか言えません。
最高顧問であれば、自らの政党の幹事長とよく話し合うのは当然のことです。
柿沢未途幹事長は、東京からわざわざ大阪府庁まで行って松井一郎大阪府知事と会談を申し込んだのです。
その点だけ見ても柿沢氏の誠意が伝わってきますが、松井一郎氏はわけの分からないことを言いまくり物別れに終わりました。
つまり前から離党をしたいと考えており、今回の件を利用したとしか思えません。
松井一郎氏は25日に自由民主党の菅義偉官房長官と都内で会っています。
自らの党の幹事長を大阪まで来させて、自分は東京まで行って他党の実力者と会う。
大阪系の維新の党の考えがこれで分かると言うものです。
山形市長選にしてもそうです。
野党が団結して与党と戦おうとしている時に、これに反発するのはどうしてか目に見えています。
25日に松井一郎大阪府知事が自由民主党の菅義偉官房長官と会ったこと一つを取っても、松井一郎氏の考えが分かると言うものです。
元々は自由民主党の府議であった松井一郎氏は、維新の党を自由民主党寄りに持って行きたがっているというのは目に見えていました。
橋下徹氏と松井一郎氏、安倍晋三総理と菅義偉官房長官はとても仲が良いです。
安保法案で揺れている時に維新を分断することによって、野党分断に持って行こうとする橋下徹氏や松井一郎氏の考えは少し考えれば分かることです。
このお二人は確かに国会議員になっていませんが、永田町病にかかっているのは間違いなく橋下徹氏と松井一郎氏の方です。
一体全体この二人の考えは何なのか、全く見当が付きません。
大阪都構想が否決された時には維新の党は任せると言っておきながら、今になって永田町病等と言い始める。
非常に不可思議としか言いようがない態度です。
このようにして世間の注目を浴びることによって、自己を正当化するやり口はいつものことです。
大阪のメディアも橋下徹氏の応援団のように振る舞っているために、橋下徹氏は大阪では絶大な人気があります。
橋下徹氏は政界引退を表明しているにも拘らず、なぜか関西維新の会を設立しました。
しかし4月の統一地方選でも分かるように、関西地方で維新の党が強いのは大阪や兵庫など限定的です。
関西維新の会と言っても、限界があるのは目に見えています。
さらに橋下徹氏は朝日新聞を激しく非難し続けていますが、その理由としては安倍晋三総理に対する朝日新聞の報道姿勢があります。
それに対して先日も激しく罵っていましたが、これを見ても橋下徹氏と安倍晋三総理の仲の良さが分かります。
つまり柿沢未途幹事長が山形市長選で民主党と共産党を推す候補を応援したことを非難し幹事長の辞職を迫ったのは、柿沢幹事長が辞職をしないことを見越してのことであることは明らかなです。
それは安倍晋三氏と敵対関係になりつつある維新の党の執行部に対する不満があるからです。
であるならばさっさと自由民主党に入党すれば良いだけの話しで、安倍総理の応援団を形成する為に関西維新の会を設立しても浸透しないのは明らかです。
あまりに橋下徹氏や松井一郎氏は、国民を愚弄しています。
大阪では通用しても他の県は客観的に見ているので、いくら橋下徹氏の演説力が優れていても限界がきていることは明らかです。
これから先の橋下徹氏と松井一郎氏の動向は、しっかりと見ていく必要があります。