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2015年ゲリラ豪雨

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集中豪雨の中でも降雨の範囲が非常に狭く、また降雨時間が短いにもかかわらず単位時間あたりの降雨量が非常に多いものをいいます。

つまりは非常に狭い地域の中、短時間で驚異的な量の雨が降る局地的豪雨のことが、ゲリラ豪雨と呼ばれるものである。





 

ゲリラ豪雨の原因

地球温暖化により日本の気候が亜熱帯化して来ていることで、雨の降り方も変わってきていることが主な原因と言われており、都市型のゲリラ豪雨は、ヒートアイランド現象も絡んでいる。

ゲリラ豪雨は、郊外などにおいては河川の氾濫や鉄砲水の被害をもたらし、都市部においては地域的な水没や、地下街・地下鉄そのほか道路などの都市機能の麻痺といった損害を与える。
特に近年は都市での水害が多く発生している。

 

近年にみるゲリラ豪雨の被害

例えば平成11年6月には、1時間77㎜の激しい雨により、JR博多駅周辺が浸水しJRや地下鉄が運休。駅周辺の地下街では、浸水から逃げ遅れた従業員が死亡したケースがある。

さらに平成12年9月の名古屋市では時間当たりの降雨量が100㎜を記録。2日間の合計は同市の1年間の降水量の1/3を超える567mmの降雨量となり、市民50万人に避難勧告が出され、死者や、浸水家屋7万戸など大災害となった。

そして平成16年には「平成16年7月新潟・福島豪雨」や「平成16年7月福井豪雨」と命名される豪雨が立て続けに起きた。

 

ゲリラ豪雨の予兆

ゲリラ豪雨の予兆としてあげられているのが、


1.夏場になってきたらゲリラ豪雨のシーズン
7月後半から8月後半は特に注意が必要。
まさに、秋の寒い空気と夏の暑い空気がいったり来たりしている今が要注意だ。

天気予報で「大気の状態が不安定」と予報された場合、それはゲリラ豪雨の予兆である。

2.急に冷たい風が吹き始めたら要注意。
蒸し暑かったのに、急に冷たい風が吹いてきた時は大気に動きがあったことを意味している。
大気の乱れは急速にゲリラ豪雨が発生する可能性が高まっている。

3.暗い雲が近くにやってきたら、こればゲリラ豪雨の予兆といえる状態である。
暗い雲の中は大気の乱れにより発生した雨が溜め込まれており、いつ降り出してもおかしくない。

4.近くに雷の音や光がある場合、ゲリラ豪雨の前兆といえる。
雷が発生したらそのあと確実に雨が降ると考えられる。

 

自治体などによる対策はゲリラ豪雨により多くの危険にさらされる。

命を守るために各自治体などが十分な注意喚起をする必要がある。
またゲリラ豪雨は河川などを急激に増水させ、橋が渡れなくなったり、車を浸水させることも多々ある。
一見するとそれほど深くないように見える水たまりが、入ってみると思いのほか深く、車が後戻りできなくなるケースがよく見られる。
閉じ込められたりと非常に危険なため、あやしい場合は迂回することで未然に事故を防げる。

このような事故を防ぐためにら国の対策として河川の拡幅も必要といえる。
また短時間に雨水が河川へ流入しないために、雨水を貯めておく調整池が効果を発揮する。そのため各自治体も、新たな宅地開発の際には調整池の設置を開発者に求めている。

さらに都市部では地下鉄やビルの地下空間などが増えている。
地下空間への浸水を防ぐための対策が進められているほか、地下空間からの避難体制を整備し、速やかに避難できるような態勢を重視している。

また土砂災害にも注意が必要なため、過去の災害を踏まえ、崩れやすい場所の把握と対策がとられている。

私たちも、家族や身近な人との間で、突然の災害にあったときの避難場所や対応を話し合っておく必要があるだろう。
100円均一などではレインコートも様々な種類が取り扱われている。
学校や職場などにひとつ置いておくのもいいかもしれない。