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ハリルジャパン弱いな。決定力がないのはなぜ?

3日、サッカー日本代表の試合が埼玉で行われカンボジア相手に3-0で完封勝ちし、W杯アジア2次予選で初勝利を挙げました。先制点はチームの大黒柱である本田圭佑の豪快なミドルシュートでした。

前半28分、シンガポール戦の悪夢が再び甦りそうな雰囲気の中、右45度から得意の左足から放たれた無回転シュートが相手GKのブロックを打ち砕きゴールへ突き刺さりました。
しかし、前半はこの一点のみ。後半開始から相手ゴールに迫る日本代表は後半5分、こぼれ球をDFの吉田麻也のミドルシュートで追加点を奪いました。その後決定機を逃していた香川真司がゴール前の混戦からダメ押しの3点目を奪いました。





結局この3点で試合終了のホイッスルが鳴り、大量得点とはいきませんでした。前半から日本がボールを支配する展開。この試合で34本ものシュートを打った日本代表は3点しか奪うことができませんでした。何故これほどまでに決定力がないのか、W杯アジア最終予選に向けて不安材料が残りました。

ハリルホジッチ監督の采配

この日の試合で目立ったのが相変わらずの決定力不足です。シュート数34本ボール支配率73.9%と数字的にも圧倒していた相手に3点しか奪えなかったのは何故なんでしょうか。

本来ハリルホジッチ監督が目指す「縦に早く」というサッカーはカンボジアのような格下相手だと、相手は守備ブロックを固めるだけで攻めてこないので、監督が目指しているサッカーはで来ません。

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その代わりにボールを保持し、相手ゴール前でパス交換をし、いわゆるポゼッションサッカーをやらなければなりません。


そこで大事になるのがミドルシュートの質です。この日も本田圭佑と吉田麻也のゴールは共にミドルシュートでした。おそらく柴崎ではなく山口を先発にしたのは、前回の東アジアカップ韓国戦で決めた豪快なミドルシュートを期待したのだと思います。
後半疲れが見えた岡崎、本田、武藤に代え、宇佐美、原口、興梠と攻撃的な選手を入れてチャンスも多く作った印象がありますが、追加点を奪えずに試合が終了しました。
全体的に見たらやはり攻撃でアクセントを作れる柴崎のようなタイプが欲しかったのが正直なところです。しかし結局この日は出番はありませんでした。

選手のモチベーションは?

日本では海外組と国内組と表現されることがあります。

代表の中心は海外で活躍している選手が中心ですが、国内で活躍している選手も負けていられないという気持ちもあります。この日の試合国内組の先発は浦和で活躍しているGKの西川と東京で活躍しているDFの森重、セレッソで活躍しているボランチの山口でしたが、共に後ろの選手ですが、後半途中から入ってきた宇佐美は積極的にゴールを狙っていました。

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サッカーはモチベーションがよく試合結果に表れるスポーツですが、高いモチベーションだったことは分かります。チャンスに絡められず決定機も逃した国内組と反対に3ゴールを奪った海外組の決定力と勝負強さに差があると言わざるを得ません。

 

決定力不足の原因は?

やはりヨーロッパで戦っている海外組のコンディションはあまり良くありませんでした。

特に前線の岡崎、本田、は後半から走るペースがダウンしていました。コンディションの悪い選手を先発に使うハリル監督の采配に疑問の声もありますが、先制点を挙げたのは本田です。彼の勝負強さと経験はやはり要なのだと改めて感じました。今後予選で強い相手と戦う機会が増えますが、彼のような勝負強さを持った選手が他に出てこないと、非常に厳しい予選になりそうです。

結局決定力不足なのは、選手の質を高めないと直りません。もちろんハリル監督の采配にも疑問はあります。ただフリーで上げても中にいる選手に合わせられないクロスの質、ゴール前の決定機で枠に飛ばせないシュートの質、シュートを打たずに横パスをする判断力など改善することが決定力不足を補うことに繋がると思います。