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そもそもノロウイルスとは細菌性ではなくウイルス性の急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種です。

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新型ノロウィルスの感染経路

カキなどの貝類を食べた後になる食中毒や、感染したヒトの糞便や吐しゃ物、あるいはそれらが乾燥したものからでる埃や塵などから経口感染すると言われています。

これは医学的観点から世界中で発生している感染症事例です。そもそも世界で初めてノロウイルスが正式に発見されたのは1968年です。

が以前から似たような症状を引き起こす感染症は報告されており、古株のウイルスと考えられています。





そして日本で初めて確認された例は1977年の札幌の事例です。

当時は「サッポロウイルス」と呼ばれたりしていたそうだが、現在の名前になったのは90年代に入ってからです。

昔からお腹にくる風邪とか胃腸風邪と呼ばれるものがノロウイルスであったと考えていいでしょう。

ノロウイルスに似たロタウイルスというものもあるみたいで、昔の人は「ただの風邪」という認識でした。

ウイルスというものは我々人類や生物と同じく環境や時の流れによって進化、変異していくものです。

ノロウイルスも年々変異し人によっては重症化する恐れがあります。

これからは変異しここ最近流行するであろうノロウイルスに関して触れていきたいと思います。

最近のノロウイルスは冬場を中心に秋から春にかけて多く流行し、人の口から体内に入って、腸の細胞内で増殖し細胞を破壊して急性胃腸炎を発症させます。

 

新型ノロウィルスの特徴及び症状

嘔吐や下痢は1日数回、ひどい時は1日10回以上に及びます。2006年の大流行のときに私自身も感染したのですが、嘔吐はほとんどなく下痢が1日30回ほどといった記憶がある。とにかく水溶性の下痢が止まらないのが特徴的でした。


それほど高熱にはならず、症状も3~4日と比較的短期間で収まるが、合併症により症状が長引いたり、抵抗力が落ちている人や乳幼児、高齢者は重症化し死に至る場合もあります。

特に高齢者は、嘔吐物がのどに詰まり窒息死したり、嚥下性肺炎を起こす可能性があるため注意が必要です。

感染者の嘔吐物1cc中に約1万~1億個のウイルスが含まれており、10~100個のウイルスで感染すると言われています。

新型ノロウィルスの潜伏期間

潜伏期間は24時間~48時間であり、感染力が強く感染経路も経口感染、飛沫感染と多様です。

ウイルスの媒体は感染者の糞便や嘔吐物、それらの飛沫、感染者の糞便や嘔吐物が乾燥して空気中へ漂い出した塵埃でそれが付着した床、壁、衣服、手などといわれています。

また感染している調理従事者が汚染された手のままで触れた様々な食材、調理器具、食器や汚染されたカキなどの二枚貝で十分に加熱されていないものなどがあげられます。

このように感染力が強く感染経路も多様で、ワクチンや有効な抗ウイルス薬も無いノロウイルスは、できるだけ早い段階で検査し、ノロウイルス感染を拡大させないことが重要です。

 

新型ノロウィルスの予防方法

肝心な予防法は手洗い、食品への加熱、食器や調理器具の取り扱い、汚染物の処理、日常の健康管理です。

加熱処理は「85℃以上で1分以上の加熱」、トイレや汚染されたものを消毒するときは塩素濃度200ppmの次亜塩素酸ナトリウムが有効らしい。アルコール消毒はあまり効果がないので、ホームセンターなどで売っているハイターなどが効果的かもしれない。

あと1度感染したら、症状が回復してきても大人で2~3週間、子供で1か月以上、便の中からウイルスが検出されます。

またウイルスに感染していても症状の出ない不顕性感染者の場合でも、ウイルスを保持していることには変わらないので注意が必要です。

最後に2015年は2006年、2012年と同じように今まで免疫を持つものが少ない変異したノロウイルスが流行しているため、健康な人でもかかりやすいです。

 

自己管理を徹底して生活することを心掛けていきたいですね。