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Jリーガーのタイ移籍ブーム!?

日本ではあまり知られていませんが、実は今Jリーガーのタイ移籍ブームなんです。

今タイリーグに所属している日本人選手が約60人もいます。
かつてJリーグで活躍した元鹿島の岩政大樹選手や、FC東京やセレッソ大阪でもプレーした茂庭照幸選手、オランダリーグでもプレー経験のあるカレン・ロバートなど元日本代表レベルの選手が移籍したことでサッカーファンの間では話題になりました。
Jリーグとは違って熱く盛り上がりをみせ、成長著しいタイリーグと、そこに移籍する日本人選手の待遇など探ってみました。





 

タイリーグで活躍する選手

タイリーグは1996年の発足して、今年で19年目。以外にも日本のJリーグ発足時期とあまり変わりません。以前からタイではプレミアリーグへの関心が高かったのですが、国内リーグへの関心はイマイチでした。

しかし、近年タクシン・チナワット元首相によるイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスターシティーの買収がきっかけで、クラブのオーナーになりたがる富裕層が次々と自国のリーグのオーナーになり、資金を投入することになりました。

そのことがきっかけでタイ人の自国リーグへの関心が高まったという背景があります。

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タイリーグは2015年シーズンは、1部(プレミアリーグ)18チームで2部が20チームで構成されています。3部は6つの地域に分かれて、クラブ数は各地域によって異なります。
シーズン開幕は日本と大体同じで2月に開幕して秋に終わります。
驚くのは観客動員数です。タイリーグは1996年に発足しましたが、観客は伸び悩み2009年は約10万人程度でした。しかし、3年後の2012年には148万人、2014年にはなんと190万人と、驚異的な数字を記録しています。
この急激な観客動員数増には、2012年、BECテロ・サーサナ(プレミアリーグ)のテクニカルディレクターに元イングランド代表のスヴェン・ゴラン・エリクソン氏が就任し、ビッグネームにタイ人の関心がさらに高まったことがあげられます。
そしてこの盛り上がりに世界中からの投資が増加し、タイプレミアリーグのタイトルスポンサーにトヨタがつくなどして各クラブの資金力は増し、世界中から優秀な選手を獲得することに成功しています。
その証拠に世界的なビッグクラブに所属していた選手や、スペインのリーガで実績を残してきたブラジル人やスペイン人、そしてアフリカ人プレーヤーなどが所属しています。


 

日本人選手の年俸と本音

タイリーグで活躍している日本人選手のインタビューを観ると日本人選手の年俸はJリーグの平均かちょっと下がるくらいだと言っています。

Jリーガー(J1)の平均年俸が約1760万円なので特別貰っているというわけではないみたいですが、しかしほとんどの日本人選手はJリーグではほとんど無名なことを考えると、実は日本でプレーをしている時よりも、いいお金を貰っていることが分かります。

タイでプレーしているカレン・ロバート選手はこう語っています。

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勝利給は多い時には20万円を超えることも。物価の安さを考えれば、年俸は僕史上では最高です。下手すればJ1の真ん中くらいよりいいかもしれない。J2などでくすぶっているならこっちでプレーした方が幸せじゃないですかね
確かにJ2でくすぶっているくらいならお金の稼げるリーグへ移籍した方がいいはずです。
でもそれは逆に言えば、Jリーグではあまりサッカー選手としてお金を稼げるリーグではないのかもしれません。

 

タイでの生活と失敗例

タイは親日で知られている為、日本人選手は皆とても住みやすいと言っています。

しかも、物価が日本の3分の1なので、生活に余裕があり貯蓄できるみたいです。

ただ、こんな例があります。かつてジュビロ磐田で活躍した西選手は開幕にこそ先発で出場できたものの、それ以降は完全に干されてしまいリーグ後半戦はモチベーションを失ってしまったと。
オーナーの食事の誘いを断ってしまったのが原因みたいです。

実はタイのクラブはオーナーの権力がとても強いので、オーナーとの関係に気を使わなければ干されてしまうみたいです。
こういった文化の違いから失敗するケースもあるのです。