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近年、低年齢化が進んでいるというデートDV。
なんと小学生からも発覚しているそうなんです!
「うちの子はまだ小さいから」と無関心ではいられない事態になっています。





 

デートDVとは?

交際中のカップル間に起こるDVのことです。

「暴力」といっても様々で、多くの被害者がひとつだけではなく、何種類かの暴力を受けています。

身体的な暴力

殴る、蹴る、道具を用いてたたく、つねる、首をしめる、物を投げつける、たばこの火を押しつけるなどして火傷を負わせる、水をかける、つきとばす、縛る、かみつく、刃物でおどす、引きずり回す、髪の毛をひっぱる など数多くの暴力が挙げられます。

精神的暴力

怒鳴る、傷つくような言葉を浴びせる、人前でばかにする、自分の非をおまえが悪いと責める、無視をして口をきかない、見下す発言を繰り返す、大切にしている物をわざと捨てたり壊したりする、ペットに危害を加える、殴る素振りなどを見せ恐怖心を与える、「親を殺す」、「おまえを殺す」、「別れたら死ぬ」などの脅迫もこれに当たります。

社会的暴力

実家や友人と付き合うのを制限・監視、禁止したりする、電話や郵便物、携帯、外出の有無や時間、持ち物、服装などを細かくチェックする、
一緒にいないときはどこにいるのか、何をしているかなど行動を絶えずチェックし、携帯などに連絡したらどんな状況でもすぐ反応することを強要するなどを指します。

経済的暴力

働くことを邪魔したり仕事を辞めさせようとしたりする、お金の使い方を細かくチェックする、パートナーの給料や預金を勝手に使う、借金をさせてお金を取り上げる、お金を返さないなどです。

性的暴力

避妊しない、見たくないのにポルノ動画やポルノ画像を見せる、拒否してもキスや性行為を強要する、中絶の強要をする 、性行為の最中を撮影する、卑猥な画像を取って送るように強要するなどです。
特に撮影したものなどを別れたらバラまくと脅したり、リベンジポルノしたりといった行為が多くみられます。

今までは、上記のようなDVは夫婦や大人の恋人間で起こるものだと思われていました。
しかし、実は中学生や高校生、早ければ小学生からもこのような暴力がカップルの間に起きていることがわかってきました。

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デートDVチェック方法

あなたは大丈夫ですか?デートDVチェックシートにチェックしてデートDV診断をしてみませんか?


 

アンケート調査によると

実施されたアンケート調査(調査元:DV防止ながさき)では、 高校生女子の10%、大学生の女性の14%が、何らかのDV被害経験があると

回答しています。
また友人の被害経験を見聞きした経験も、20%にのぼります。

回答したすべての学生が特定の相手と交際しているわけではないので、 実際にカップルとして交際している男女間でのDV被害は、 さらに高い率で起こっていることが予想されます。

 

相談が寄せられたDVの内容

女子高生が交際相手である同じクラスの男子から受けたDVの内容としては、

「最初は彼は優しく幸せな交際が続いていたのに、付き合い始めて成績が下がったことで私が塾に入れられてから、行動を把握したがるようになった。
塾でLINEが返せないのに何回もメッセージを送ってきて、その内容も言葉使いもだんだんと乱暴になってきて怖かった。
帰り道に待ち伏せされたりもした。

他の男の子と少し話したりすることも過剰に嫌がるようになってしゃべるとすごく怒られた。
携帯の中身をチェックしたり、私の友達が彼の束縛をおかしいと言うと、友達の悪口や付き合いをやめるように言ってきた。」

この時点で複数の暴力を用いてDVを行っていますが、女子生徒が交際を辞めたいと伝えるとさらに酷くなります。

「もう死ぬとかお前のせいだと夜中に何度もLINEや電話をしてきた。
怖くて無視していると、性行為のときに撮った画像を送ってきてバラまくと言い出した。」

この脅迫を受けて女子生徒は母親と共に警察に相談しに行ったといいます。
画像が実際にバラまかれてしまう前でよかったですが、女子生徒はトラウマになり男性と関わることが怖くなってしまったと言います。

 

DV加害者になる人ってどんな人?

ごく普通の人なのです。

そのため、誰でもなり得ると言えますので、付き合ってみないと分からないのです。
DV加害者は、学校や職場では人望もあり、友人関係も問題無く、「いい人」に見える人でも加害者になり得ます。
そのために被害者がDVを相談しても信じてもらえないこともあります。

年齢が幼く未熟だからというのは理由になりません。
社会に出て立派に自立した社会的な地位がある人でもDV加害者は存在します。

 

あなたが相談されたときには

友達やお子さんでも、いつ被害者になってもおかしくありません。

もし相談を受けた場合は、
「あの人に限ってそんなことするわけない」
「あなたにも原因があるのでは?」
「愛されている証拠」
などの加害者側に立つ発言をしてはいけません。
被害者は自分が悪いのだと我慢する傾向にありますから、それを増長させてしまいます。

被害者の気持ちに寄り添い、デートDVに当たると思った場合には速やかに専門機関に相談することを勧めましょう。

近年、初めて付き合ったのは小学生のとき、と回答する子供も少なくありません。
歪んだ付き合い方が形成されてしまう前に、親御さんはお子さんの変化に十分気をつけてあげてください。