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最近ネットの掲示板などでよく、「子どもの鳴き声や、親の怒鳴り声が頻繁にする。
これって児童相談所に言ったほうがいいのでしょうか?」
などの相談を目にします。





しかし、自分が児童相談所に電話などをしたときに具体的にどのような処置がなされるのか、知っている人は少ないのではないでしょうか。

児童相談所ってどんなところ?

児童相談所では虐待に関する相談・指導などを行っています。

虐待の通告のあった家庭を調査し、 必要があればその保護者への指導、子どもの保護などをします。

 

通告したとき訊かれる内容

実名でも匿名での通告でも構いません。

通告した人の秘密は守ってくれますので、虐待の通告をした人の名前や住所、それらを特定できるような情報が漏れることはありません。
児童相談所・児童福祉司には、地方公務員法により守秘義務が義務付けられているからです。

通告の内容は、児童相談所の児童福祉司に対して、わかる範囲でいいのでなるべく具体的に、 虐待されている子の名前、わからなければ親の名前、(両方とも不明でも受け付けてくれます) その子の住所、虐待の状況(例・ 叩かれているところをよく見る、不自然な傷、怪我が多い、あまりお風呂に入れてもらってないように見える、ご飯を与えてもらってないようだ、など)
はっきりと子どもが特定できない場合でも受け付けてくれますので、
「××マンションのいつも同じ部屋から、子どもの不自然な泣き声がする。
虐待ではないか心配だから調べてほしい」程度の内容でも大丈夫です。

児童虐待防止法 第6条には、「虐待があることを発見した者は、通告の義務がある」と明記されています。

通告をした結果、虐待ではなかったからといって、罰せられるようなことはありませんのでご安心ください。

 

虐待の通告を受けたら、児童相談所ではどう対応するのか

通告を受けると、まずは会議が開かれ、児童福祉司が調査を行います。


各所の自治体によって異なりますが、だいたいは24時間〜48時間以内にまずは安否確認が行われます。

その結果、緊急性が高いと判断された場合はすぐに児童福祉司が出向き、立ち入り調査や子どもの一時保護などを行います。

緊急性が認められない場合でも、担当者を決め、学校・保育所などから情報を収集します。
結果、虐待と認定されたときは、保護者への指導や子どもの保護などを行います。

 

しかし、児童相談所側は子供一人につき助成金35万円が入ると言うこともあり、児童相談所が子供を拉致すると言う、信じられない実話が今でも現実に起こっています。

 

 

子どもは自分からは虐待を言わない

たとえ自らが暴力を振るわれていたとしても、子どもは親や家族を守ろうとして、なかなか虐待を受けていることを周囲に明かしませんから、こちらから手を差し伸べなければなりません。

また、各家庭のことに首を突っ込みたくない、ただの躾かもしれない、通告することでもし逆恨みされたら…など、気になりながらもいざ児童相談所への通告となるとためらわれがちですよね。

しかし、結果として虐待でなければないで問題ありません。
上記で記したように、通告者の情報は守られますから、見て見ぬ振りから一歩踏み出してみてはいかがでしょう。

子どもの命を守ることも大事ですが、もしかしたら虐待をしている側も自分ではもう止めることができないところまで追い詰められているかもしれません。
親が自分の子どもの命を奪ってしまうという悲劇から救ってあげることができるかもしれないのです。

どうしても児童相談所はためらわれるという方は、町や市役所の福祉事務所でも受け付けてくれます。

実際に表沙汰になる虐待はほんの一部と言われています。
家庭という閉ざされた世界から、すべての虐待を明らかにするのは難しいことです。
しかし、「児童相談所への相談のしくみ」を理解することで、救われる人間が少しでも増えればと思います。

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