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キング・カズことJ2横浜FCでプレーしている三浦和良。48歳の今も現役でプレーしている最年長Jリーガーとして海外のメディアにも取り上げられるほど。

そんな中、息子の長男の良太(18)が9月5日の誕生日をもってサッカーを引退しました。その一方、父親であるカズは今でも現役で活躍しています。





果たして横浜FCで現役を続けられる理由とは一体なんでしょうか。

1994:  Kazu Miura of Japan looks on during a game against Malaysia at  the Asian Games in Hiroshima, Japan. Mandatory Credit: Mike Powell  /Allsport

 

横浜FCがカズを雇うメリット

今年2ゴールの活躍でメディアにも取り上げられたカズですが、横浜FCに移籍してきて今年で10年目。

去年までのリーグ戦のゴール数は21と、FW選手としては失格の数字です。

しかも、カズより若い選手の方が結果を出しているのにも限らず、若い選手の方が切られるという現実。

これにはさずがに疑問視する声も上がっています。しかし何故横浜FCはカズにこだわるのでしょうか。

それはスポンサーが関係しています。

カズがいるだけで年間3000万円という金額が横浜FCに入ってくるのです。

これはJ2で戦うクラブにしてみればとても大きな金額です。

今の日本のサッカーの現状は、代表戦は視聴率も取れるしお客さんも満員になる反面、Jリーグは世間の関心が薄いのです。
さらにJ2ともなれば、サッカーだけで生計を立てられる選手も少ないというのが現実です。
そこでカズのようなスポンサーが付いてくれる選手を雇うことによって、選手の給料を払えるというメリットがあります。

日本ではキング・カズと言われ知名度は現役のサッカー選手の誰よりもあり、メディア側からしても最年長ゴール記録を更新と大きく取り上げやすいので、クラブの知名度も含め彼を雇うメリットは大きいのです。

 

衰え知らずのカズの理由

とはいえ、この年まで現役で試合に出られるのも普通では考えられないことです。

カズが衰えない理由はなんでしょう。

まず自分を客観視できる内観力があるということです。

自分の身体がどんな状態で、どう操るとどういうパフォーマンスを発揮できるのか、どんなトレーニングをするとどう変化するのかなど正確に把握していることです。
そして高いモチベーションを持っていることです。


自分を追い込み厳しいトレーニングをこなしてももっと上手くなれると思え、練習では若手と同じメニューをこなし、ランニングではいつも先頭を走ってチームを引っ張っています。
さらに怪我に強いことです。サッカーでは足首や膝の怪我は仕方ない部分ですが、致命傷となる靭帯を痛めたり、半月版を損傷するといったことがなかったのが、今でも現役で続けられる理由です。
練習では誰よりも先に来てウォーミングアップをしているのがカズです。
カズがいることで若い選手にいい刺激になっていることは間違いありません。

 

カズの引退をほのめかす人物

48歳現役Jリーガーとして活躍している三浦和良に対し批判的な意見で話題になった人物がいます。

それは情報番組「サンデーモーニング」のご意見番として知られる張本勲氏です。
2015年4月12日放送で、三浦和良選手のJリーグ最年長得点記録を更新したときのニュースを受け、張本勲が「カズのファンには悪いけどね、もうお辞めなさい。野球で言えば2軍だから、2軍で頑張っても話題性がない」とコメントしています。

放送後これを観た視聴者からは、ツイッターに張本勲の意見に対し批判的な意見が数多く投稿され、ネットでも大きな話題となりました。
確かに張本勲の発言は一つの意見として正しいとは思いますが、カズの現役にこだわる理由を知っているファンからすれば、頭に来たのかもしれません。

この発言にナインティナイン岡村隆史さんや、ダウンタウンの松本さん、元プロ野球選手の長島一茂さんも出演番組を通じて「引退勧告」を批判しています。

しかし、張本勲の意見を擁護する人もいます。サッカーファンにはおなじみのご意見番セルジオ越後氏です。
彼は自身のコラムに「結果が出ていないFWが契約され続け、48歳で得点を取って記録を作っているのはあくまで「興行」にこれほど騒ぐことはないよ」とカズの記録更新はあくまでメディアが作る興行だということを綴っています。

さらに「張本さんが言っている意見をサッカー界が言えないことが問題だと思う」と指摘。

カズを持ち上げすぎるメディアを批判しています。
セルジオは以前から日本のサッカーが強くなる為には、アスリートと芸能人を一緒に扱っていることや、ちょっと活躍した若い選手を大げさに取り上げ、スターシステムに当てはめて興行優先の扱いをするメディアが変わらなければいけないと指摘しています。
かつて現役を続ける理由にカズはいつかWカップに出たい。

でも引退したら出られない。今でも代表に呼ばれてもいいようにしっかり準備していますと語っていたのを思い出しました。
48歳になった今でも現役にこだわり、夢を信じて追いかけ続けている人の姿を見ることは決して悪いものではありません。

 

カズ(三浦和良)の年俸

2015年カズの年俸は約1000万円前後と言われています。

ちなみに2014年が1500万円。2013年が1700万円です。

カズはこれ以外にもCMやテレビ出演などもあるので、年収は5000万円くらいと思われます。