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16日午後4時半ごろ、埼玉県熊谷市に住む白石和代さん(84)宅を訪れた義理の娘から「家の中に血痕があり、義母の姿が見えない」と通報を受け、駆けつけた県警熊谷署員が浴室で白石さんと見られる女性の遺体を発見しました。

その後午後5時半ごろ、現場から西に約100m離れた民家の2階から顔を出し、包丁で腕を刺して血を流している男を見つけましたが、男は2階から飛び降り、頭蓋骨骨折で意識不明の状態で身柄を拘束されました。





その民家のクローゼットの中からは、その家の住民である母親の加藤美和子さん(41)と長女の美咲さん(10)、春香さん(7)の3人が殺害されているのが見つかりました。
更に、14日の午後6時ごろに田崎稔さん(55)と妻の美佐枝さん(53)が自宅で遺体で発見された事件にも男が関与していたとして、捜査が続けられています。
これで被害者は6人となりましたが、まだ被害者のいる可能性もあるとのことで、調べが進んでいます。

引用:http://sp.mainichi.jp/select/news/20150917k0000m040063000c.html

ペルー人の男と接触していた熊谷署

事件の前の13日、住民が「カタコトで言っていることがよくわからない」と熊谷市内の消防分署に外国人を連れてやってきました。

そして分署の職員から熊谷署に「意味不明のことを言っている男がいる」と通報があり、署内で男の話を聞いていたのです。

それがこのペルー人でした。

その後、男が「たばこを吸いたい」と言うので外の喫煙所に連れ出したところ、走って逃亡をはかったということです。

そして起きてしまった事件。この事件は防ぐことができなかったのでしょうか?

越谷署の不手際

ペルー人の男が越谷署から走って逃げた後、越谷署は市内にそういった外国人がいることを市民に知らせず、戸締り喚起も行いませんでした。

そして男が民家に立てこもった際も、中には誰も入らず、外からの説得のみで、男を取り押さえることをしませんでした。

そして男は飛び降り、意識不明となったため逮捕できなくなっているのです。

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ペルー人の動機は?

現在意識不明となっているため、事情聴取を行えず、真相を知ることはできません。

しかし、男が署内で「ペルーに帰りたい」「カネ、カネ、カネ」と話していたことから、金銭目当てである可能性も出ています。

そして14日に発見された田崎美佐枝さんのスマートフォンが自宅から無くなっていたこともわかっています。
さらに、男が「神奈川に姉がいる」と言ったことから姉に話を聞くと、男は統合失調症で精神を病んでおり、常に誰かに見られている気がすると話していた、と言っていることがわかりました。
動機は金銭目的だったのか、それとも精神がおかしくなっていたのか、真相はいまだ不明です。

統合失調症とは?

幻聴や幻覚、被害妄想という症状が特徴な精神疾患です。

しかしそれだけではなく、人々と交流しながら日常生活や社会生活を営むという機能が障害を受け、「自分の状態がおかしいかもしれない」と反省的に考えることが困難になる、病識の障害という特徴を持ち合わせています。

統合失調症は多くの精神疾患と同じように慢性の経過をたどりやすく、その間に幻覚や妄想が活発になる急性期症状が発現します。思春期から青年期という10歳代後半から30歳代に発症することが多い病気です。

引用元:http://www.k4.dion.ne.jp/~care/tougou-inf.html

 

本当に防ぐことができなかった?

事件の前に越谷署内でやり取りをしていたペルー人の男。

そこで逃走をはかったにも関わらず男を放置し、結果的に老若男女問わず6人もの犠牲者が出てしまいました。
被害者となった小学生の女児2人は、今週土曜日に運動会が控えており、学校で一生懸命練習に励んでいたとのことです。
もし、男が逃走した際に警察が探し出して取り押さえていれば、市民に戸締りの注意喚起をしていれば、市民に外国人逃走の情報を流していれば、この事件が防げたかもしれません。警察だけではなく、市民の目も情報収集には有効なのです。
結果的に犠牲者は増え、犯人は意識不明となってしまいました。このまま意識が戻らなければ真相を聞き出すこともできないかもしれません。
被害者やその家族の心痛はよほどのことと思います。
今回の事件は警察の犯人の目星が外国人につけられていなかったこと、警察の対応に不備があったことが浮き彫りになりました。
犯人の”逃げるが勝ち”にならないことを望みます。

ペルー人のナカダ容疑者「私はやってない」容疑を否認

引用:http://sp.mainichi.jp/select/news/20150917k0000m040063000c.html