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サイコパスとは何か?

サイコパスとは精神病質、あるいは反社会性人格障害などと呼ばれる極めて特殊な人格を持つ人々のことを指す言葉です。

極めて特殊というと、滅多にであう機会の無い特別な存在という感じがするかも知れませんが、実はそれほど存在する数が少ないというわけではありませ ん。

サイコパスにどれくらいの割合で出会うかについては、住んでいる国や地域、環境によっても差があるとされています。





しかし、少なくとも確率論で言えば、一度もサイコパス(あるいはそれに極めて近い人物)と関わらないで人生を終える人の方が少ないと言って良いで しょう。

そして、サイコパスの特徴を一言で表すなら、
良心や善意を持っていない
ということです。

サイコパスの特徴

  • 無慈悲
  • 大胆
  • 精神的に強い
  • 魅力的
  • 口がうまい
  • 良心と共感が欠如

殺人鬼はサイコパス?

今回のペルー人の熊谷での連続殺人事件は、その兄もまた20人を余る人たちを殺し、終身刑になっていることが世の中を驚かせましたが、兄はサイコパスであると精神科医師に診断されていたということも報道されています。

反社会的で感情が欠如した冷酷極まりない精神病質の人のことを表す言葉です。「殺人をし続けるのは神の使いとして世の中を浄化するためだ」という気持ちで殺人鬼と化したということでした。

これは、どう見ても精神異常者だ、こんな猟奇的な殺人者は世の中を滅ぼす」ということで、専門家以外の大学の研究チームやそのほか、心理学専門の勇士たちは、サイコパスであると言われている人たちの解明に躍起になったそうです。

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犯罪を犯した人たちの顔の特徴を分析するチームもあれば、サイコパスの人たちが多い職種を調べる人たちもいました。

あるいは、脳の構造上の違いを調査しようとした人たちもいます。

しかし、これらの分析でサイコパスが明確になるはずもないですし、その上相関的な調査ですから、その結果は、だれにも大なり小なりサイコパス気質はあるということになります。


もしかしたら宮崎勤や浅原彰晃、酒鬼薔薇聖斗などのような猟奇殺人や異常な犯罪は、他人ごとではなく、だれの心にも宿る心の悪魔の部分と認識する必要もあるとうなずく人もいるのですが、感情が微動だにしないサイコパスとは全く違うと否定する人もおり、ただただ葛藤を起こすだけで答えを見いだせない結果となりました。

フジテレビ系列放送「PSYCHO-PASSサイコパス」

サイコパスと連続殺人を結び付け、不安を感じた今回の事件は、理想的社会と人々の人生の構築を目指して、心理的性格的計測を導入し、犯罪係数なるものをはじき出し、それが基準値より高い場合は、犯罪をしていなくても裁かれてしまうという、フジテレビ系列放送の「PSYCHO-PASSサイコパス」というアニメを思い出します。

全く、この連続殺人に不安がる人たちが診断に躍起になる心情とぴったり重なりあいます。

このストーリーは、本当なら心の絆を築ける温かい心を持っている人たちとも疑いあうことにもなりそうですが、見分けについて知っておきたいという気持ちが強い人は増えるばかりです。

現実の世界には計測システムはありませんが、専門家によると、サイコパスは口がうまくて社交的で魅力的な見かけだそうで、自分をとても優良で素晴らしい人間であると思わせるための嘘や同情させるための作り話などが上手で、ウソがばれても、その嘘をぬぐう嘘で相手を信じさせる能力を持つ人が多いということです。

けれども、言葉と行動がかみ合わなかったり、無責任さがあったり、落ち着いているようでびっくりするほど衝動的な行動をしたり、逆切れや冷ややかさが所々に見えたりと、付き合っていればサイコパスだと解る事象が見られるそうです。

遺伝であってもそうでなくても

サイコパスは、育った環境に関係なく、100%遺伝であり、生まれた時から脳の構造自体が異なっていて、普通ではないと言われています。

それが犯罪となって現れるのが中学生ぐらいからと断定されています。

しかし、サイコパスと思われる人たちが全て犯罪者となっているわけではありません。

喜怒哀楽がマヒしてそうな人が、人の要請を断れずに山のような仕事を請け負ってしまい、きちんと果たせなかったことにどのように文句を言われても腹を立てないで、時をかけて仕上げたという事実も存在します。

怒るということや罪を犯すということは悪いことだと、しっかり教育されているのです。

普通ならば自然に身につくことがつかないので、しっかりとプログラミングされることで天使の様に育ったというケースです。

 

今回の熊谷の連続殺人をしたペルー人も悪環境の中で虐げられて育っているということです。

それが、サイコパス人格を修正できなかったということかもしれません。

この事件をそう認識して、日ごろからの子どもの見守り体制や専門家相談、専門機関が、どの地域においても充実していて、利用しやすい状態にすべきです。

起こってからの対策ではなく、起こらないための環境づくりが、加害被害どちらの人も救いますので、早急に必要でしょう。