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これだからだれもこの国に住みたいと思わない

女児2人が池におぼれていたのを助けて、自分の命を落としてしまった大学生は、母親の「子供を助けて」という叫び声にすぐに反応して行動を起こしたのです。

それなのに、その母は、自分の娘に「母と妹と遊んでいたら、男性が来て柵にもたれかかり、柵が壊れて男性と姉妹2人が一緒に池にはまってしまった」と答えさせたのです。

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そのようなうその証言を図々しくも子供にさせたのは、賠償金請求をされたら嫌だと思ったためだったということでした。

これは中国の河南省での出来事でした。





中国内では母親に対する非難があちこちから起こり、その憤りの声の中には「これだからこの国にだれもこの国に残りたいとは思わないんだ」という言葉もありました。

国そのものを嘆くこの言葉は、このような厚顔無恥のおぞましい非道があちらこちらで起こっていることを表しています。

そして、中国人であることを誇りに思いながらも、そのような中国人が多いことを嘆いている人たちも多くいるということも解ります。

 

中国で起きている非道は日常茶飯事

中国人というと、世界が嫌悪感を示すというくらいの観光マナーの悪さが今話題になっています。

未払いの商品を食べながら、レジを待つ人たちの横から入り清算をしようとしたり大声でしゃべったり、人のものを持って行ってしまったりと、周囲に気を使ったり人に配慮ができたりしない上に犯罪になりそうなことまで平気でしています。

教えてあげればちゃんとできるということですが、そのことからも、中国では、非常識であることが解らない、ずれた感覚の子育てが行われ、学校の道徳教育もまともではないように思えてしまいます。


中国は国土が大きく、アメリカやロシアのように州ごとに独立した自治が行われて、それをさらに国が制するということができていないため、端々まで、まともな教育ができず温度差があるのでしょう。

だから、原始的な考え方や生き方がされているところも多いのかもしれません。

人肉を食する文化が残っている地域では、つい数年前に平気で人を殺し食べていたという殺人事件がニュースになりましたし、またある地域では貧しさで産んだ子どもを捨てたり売ったりしており、戸籍のない子供たちも多いということです。

 

また、ある地域では一家に子供は一人という規制が出た当時、女の子が生まれるとすぐに殺したり、妻が家族たちにリンチに遭うというようなこともありました。

 

そのようなことから、中国の中で、住む地域の異なりにより侮蔑したりされたりということも起きています。

 

中国の見逃さなかった警察 許さない世論

今回の事件について、警察も母親や娘の言うことに納得ができませんでした。

池の近くのベンチに青年の上着や携帯電話などの持ち物の全てが置いてあったからです。

そして、細かく調べなおすことに努めました。

 

青年の友人たちは、ネット上にそのためのサイトを作り、目撃者を募りました。

世論もそれを応援し、目撃者が複数現れたことで、真実は明らかになりました。

中国の人々は青年を讃え、しばらく追悼の言葉が、ネット上に絶えなかったということです。

 

それらの中国人の方々は、道徳教育も行き届いた良い地域に住んでいる人たちかもしれませんが、真実を見極めようとする目と正義の心を持つ人たちが多くいることを確かめることができ、この母親にぞっとしたものの、ほっとすることもできた事件でした。

 

中国は、バブルによりお受験第一になり、何事も高学歴と良い就職口が大事という時代を迎え、世の中を見て考える学生は減っていました。

以前は、政治に物申すことがあると、命をかけて訴えるということもあったまっすぐな心を持つ学生がたくさんいました。

 

今まだその気骨のある若者や人々が存在することを知った他国人たちは、未来の中国はすばらしい国に成長しなおすだろうと期待しています。