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自民党小委員会がNHK受信料と放送法を改正提案

賛否両論で激化する提案が多い中でも、NHK受信料を義務化するというNHKと総務省への、自民党小委員会の提案は、事実上の税金化と同じなのです。

しかし、税金にすると国からの束縛や国民のチェックも厳しくなります。





「あくまでも受信料としての義務化」であることで自由裁量でテレビ局を運営できますから、NHK側にも、この提案はうれしい話です。

 

提案では、受信料支払い者が増えることで、受信料額を下げることができると加えられています。

しかし、受信料支払い者にとってもうれしい話かと思いきや、これについてはNHKは不服で、増えた収入でNHKホールの建て替えに役立てたいという気持ちがあるようです。

既に、NHKは、受信契約しているにもかかわらず未払いの人たちやテレビ機器を持っていて受信できる環境であるにも限らず未契約の人たちをターゲットに、民間委託による回収に力を入れていますので、払うべき世帯であるのに未払い状態は、20%程度までに減らせました。

しかし、今後は、残るこの20%の回収だけでなく、ネット配信による視聴が進む中、受信機器との接続がアンテナや光ケーブルだけではなくなり、支払うべき「隠れ視聴者」は増えることになるでしょう。

そこまではチェックしきれませんから、それも考えて受信料義務化提案に至ったということです。

未払い者と未加入者はなぜ未払いなのかを知ること

人によっては、Bキャスカードもできたのだから、有料放送にして受信料を払う人だけに放送をすればよいという考えの人もいれば、勝手に放送を流さないようにしろと言う人もいます。


NHK職員の不祥事が起こり続けたことへの反感や放映の故意による編集や不自然なカットなどが物議を醸しだしたことによる不信感などで支払わない人もいます。

そして、今では我々が目をむくほど莫大な費用でNHKセンターを建て替えようとしています。

NHK側は「視聴者や国民の理解を一番大切にして受信料研究をしている最中」と真摯な態度を見せているようですが、国営放送である限り、民放とは違い、ゆがめない真実の放送や公務員としての義務をしっかり遂行してもらえなければ、受信料を拒否することで訴えている人たちもいるということです。

民放からNHKへと心は移るかもしれない人たち

NHK受信料義務化について、しばらくは賛否の討論は続くと思います。

しかし、今どきの民放においても、どこもこぞって視聴率が一番という姿勢で、好ましいものではありません。視聴率が悪ければ、どんなに優れたドラマ番組でも最終話まで放送せずに打ち切りとなります。

ニュース番組にしても、客観的立場で真実を伝えても、面白がられないということからか、しきりに主観を交え、感化させて興奮を誘うようなものも普通になってきました。

ついこの間の安保法案審議の放送で、あの古館伊知郎すらその姿勢であることにがっかりした人たちがたくさんいました。

一体どのメディアを信じたらよいのか迷う時代です。

メディアの在り方が、間違った考え方と判断、行動を起こさせてしまうかもしれない重要なものです。

NHKに対する不満はたくさんありますが、この提案による改正で放送番組が国民の立場に立ち、放送内容をしっかり吟味し、国民全体に必須の放送番組に力を入れ、国民が正しい判断ができる事実をいち早く放送したり、価値あるドラマを最後まできっちりと視聴できることに期待している人も少なからずいます。

NHKが、運営の全てを白日の下で行い、いつも誠実な姿を表に示すことを当然としてくれるなら、国民の納得できるチャンネルでとして大事なものとなるに違いありません。