Pocket

自転車交通事故で自動車免許も停止?

自転車で何かあっても、叱られて済むでしょうくらいに思っている人がまだまだ多いのは、自動車と違い、自転車を運転する人たちが保育園児から老人まで幅広いからのようですが、つい最近は中学生がうっかり自動車にぶつかり、保護者責任で数万円の賠償をしたということもあります。





決して自転車だから道路交通法を犯しても、軽くて済むとは思ってはならないのです。

昨年、高齢者にぶつかり、そのまま立ち去った男性がひき逃げ犯人として書類送検された上に自動車運転免許を半年間停止となることがありました。事故を起こしながら救護せずに立ち去った上に、「危ないやんか」と罵声を浴びせて去ったというのですから、この上もない悪質運転です。

3212321

被害者は骨折の重傷となりましたから、民事面でも賠償請求がありましたし、刑事面では免許停止と罰金程度ですが、公務員であったことから処分もされたようです。

 

自転車運転で自動車免許証まで停止となるのか不思議に思うのですが、運転免許証は道路交通法を理解しているという証明として発行されるため、自転車のルールすら知らず道交法違反の罪を負うことになる人に証明書は渡せないということです。

 

息子の自転車運転事故での賠償額 母親驚愕の9500万円!!

当時小学校5年生だった少年(15)が乗った自転車と歩行者との衝突事故をめぐる損害賠償訴訟で、神戸地裁は、少年の母親(40)に約9500万円という高額賠償を命じた。5年近く前に被害に遭った女性(67)は、事故の影響で今も寝たきりで意識が戻らない状態が続いているだけに、専門家は高額賠償を「妥当」と評価する。ただ、子を持つ親にとって、1億円近い賠償を命じた今回の判決は、驚愕でもあり注目を集める。9500万円の内訳はどうなっているのか。一方で、保険加入義務がない自転車の事故をめぐっては、高額な賠償命令が出されるケースも多く、自己破産に至る例も少なくないという。こうした中、自転車の保険制度拡充を目指した動きも出始めている。

引用元:

http://www.sankei.com/west/news/130713/wst1307130001-n1.html

 

自転車運転の刑罰 危険性に点数はない

自動車の運転には点数制がありますが、自動車でも自転車でも危険運転に関しては点数など関係なく、処罰の対象となります。

「飲酒運転」や「薬物飲用運転」がその通りです。

 

当然、被害者救護を怠る当て逃げやひき逃げなどは、もっての外です。

自転車運転であろうと指名手配されます。


自転車運転で飲酒や薬物を飲用していると懲役5年以下か罰金10万円以下です。

 

スピードの出しすぎも危険と判断されると呼び止められます。

懲役6か月以下か罰金10万円以下です。

ひき逃げや当て逃げ、救護を怠ったという場合は、懲役1年以下か罰金10万円以下です。

だれもがよくしているので見かけることが多い、信号無視や無灯火、ブレーキ不備、路側帯の走行、並列なども全て罰金刑があります。

罰金刑程度で済むものは悪質でなければ、警察官も見逃すことが多いようです。

 

しかし、警察署がひき逃げ犯としてネットや広告掲示などを出し指名手配している人たちも増えています。

事故を起こしながら気づかなかったのか、自分だとは未だに思っていないのか、見つからないなら放っておこうかという状態なのかは定かではありません。

顔などの目撃情報が少ないことや事故を起こしても自動車の様に損傷したものが残ったりしにくいため、犯人が解らないのかもしれません。

 

加害者も被害者も人生が変わる

つい先日も女児をひき逃げして指名手配された自転車事故がありました。

被害者は一命を何とか取り留めたものの感染症が心配される状態です。

すぐに救護をせず、ひき逃げされたためです。

黒いジャージ上下の加害者男性は、そのまま立ち去ってしまい、目撃者情報を警察が収集している状況です。

 

一気にテレビやラジオネットで日本中に悪質な自転車運転車として情報が広がりましたので、近いうちに見つかってくれると良いけれどという願いや悪質自転車運転車が許せないという非難や怒りがネット上を飛び交っています。

 

既に犯人は「重過失致死傷罪」に問われることになり、刑罰も重くなるでしょう。

被害者は重体ですから、今後、どのような後遺症が残らないとも限りません。

加害者の人生は当然のことながら、被害者の今後も変わってきます。

 

民事的な損害賠償も数千万円に上る金額を請求されることになるでしょう。

自転車事故だからと言って軽くは済まないことを私たちは認識して、自動車並みの神経を使い、乗るべきなのです。

自転車事故を起こさないためには家族みんなに交通教育が必要

事故を起こすのは大人ばかりとは限りません。

中学生2人の悪質な自転車運転で高齢者が当て逃げされ、複数か所の骨を折り、家族が探していた事件もありましたが、警察に届けを出すことにしたようです。

何歳であろうと、自転車事故で重傷を負わせれば「重過失致死傷罪」ですし、万が一、その事故がもとで死亡させてしまうととんでもないことです。

何歳であろうと罪は罪です。罰は本人が受け、賠償は保護者がしなければなりません。

 

だから、自転車に乗れるようになったら、自分自身の認識もさることながら、運転における大事なことはしっかりと子供に指導しておかなければなりません。