宇都宮市は25日、市内の家族3人が毒キノコによる食中毒を発症したと発表しました。

毒性の「ツキヨタケ」を食べたとみられ、2人が入院したが、全員快方に向かっているという。

市生活衛生課によると、24日に60代の夫と50代の妻が県北部でハイキングし野生のキノコを採った。帰宅後の同日夜、けんちん汁にして20代の娘とともに食べ、2~4時間後に全員が嘔吐(おうと)やしびれなどを発症したという。食用のヒラタケと誤ったとみられる。

毒キノコ
毒キノコ

ツキヨタケは国内に広く分布し、ヒラタケと見分けることは非常に難しいため、同課は素人判断での採取は控えるよう呼びかけている。





ツキヨタケとは

ツキヨタケは、ハラタケ目ホウライタケ科のツキヨタケ属に属するキノコの一種である。

日本を中心として極東ロシアや中国東北部にも分布し、晩夏から秋にかけて主にブナの枯れ木に群生する。子実体には主要な毒成分としてイルジンSを含有し、そのひだにも発光成分を有する。シイタケやムキタケ、ヒラタケなどと誤食されやすく、摂取した場合には下痢や嘔吐といった中毒症状から、まれには死亡例も報告されている。

引用元:ウィキペディア

 

ツキヨタケを食べた時の症状

摂食後30分から3時間で発症し、下痢と嘔吐が中心となり、あるいは腹痛をも併発する。景色が青白く見えるなどの幻覚症状がおこる場合もあり、重篤な場合は、痙攣・脱水・アシドーシスショックなどをきたす。少数ではあるが死亡例も報告されている。

引用元:ウィキペディア

 

誤ってツキヨタケを食べた場合

医療機関による処置が必要で、消化器系の症状に対しては、催吐・胃洗浄、あるいは吸着剤(活性炭など)の投与が行われる。また、嘔吐や下痢による水分喪失の改善を目的とした補液も重要視される。重症例では血液吸着 DHP(Direct Hemoperfusion:直接血液灌流法)により、血中の毒素の吸着除去が行われることもある。

引用元:ウィキペディア

 

症状の現れ方

(1)消化器系障害

 日本で発生したキノコ中毒の70%は、胃腸障害を引き起こすクサウラベニタケ、ツキヨタケ、カキシメジ、ニガクリタケ、イッポンシメジなどによるものです。30分〜3時間後に吐き気、腹痛、嘔吐が現れ、腹痛に続いて水様便、時に血便が激しく出ます。

引用元:http://health.goo.ne.jp/medical/10Q20200

(2)強い肝・腎臓障害(アマニタトキシン症候群)

死亡する症例の90%以上は、ドクツルタケ(とくに多い)

ドクツルタケ

タマゴテングタケ、コタマゴテングタケなどの猛毒キノコが原因です。10〜20時間後、急に激しい腹痛、嘔吐、下痢(水様便、血便)になり、脱水症状ののち、肝臓、腎臓などに障害が起こります。

タマゴテングタケ
タマゴテングタケ

毒成分にはアマトキシン、ファロトキシン、ビロトキシン類などの環状ペプチドが多数あります。

引用元:http://health.goo.ne.jp/medical/10Q20200

(3)飲酒した人に限られる中毒(コプリン症候群)

ヒトヨタケ、ホテイシメジなどによるものです。キノコ自体は食用ですが、キノコの成分であるコプリン、デセン酸が肝臓でのアルコールの分解を妨げるため、飲酒後30分〜1時間で、顔から胸にかけて紅潮し、頭痛、動悸(どうき)など二日酔いの症状になります。

引用元:http://health.goo.ne.jp/medical/10Q20200


(4)神経系障害

・ムスカリン症候群

アセタケ、カヤタケなど白い小型のキノコで起こります。10〜30分後に激しい発汗、流涎(りゅうぜん)(よだれ)、流涙(りゅうるい)、瞳孔(どうこう)縮小、血圧低下などが現れ、呼吸困難になります。毒成分はムスカリンなどです。

引用元:http://health.goo.ne.jp/medical/10Q20200

・イボテン酸症候群

30分〜1時間後に短時間眠くなったのち、興奮、めまい、けいれんなどの症状が現れ、進行すると幻覚、精神錯乱(さくらん)、意識不明になります。ベニテングタケ、ハエトリシメジなどに含まれるイボテン酸と、その代謝産物ムッシモールなどの作用によります。

引用元:http://health.goo.ne.jp/medical/10Q20200

・シロシビン症候群

オオシビレタケ、ヒカゲシビレタケ、ワライタケなどは幻覚(げんかく)作用を示すキノコです。30分〜1時間後に幻覚、知覚麻痺、めまい、言語障害が現れ、意識不明に陥ります。
2002年から、幻覚性物質(シロシビン、シロシン)を含むキノコ類は麻薬原料植物に指定され、その所持(使用、売買目的)が法令によって禁止になりました。

引用元:http://health.goo.ne.jp/medical/10Q20200

(5)ドクササコ(ヤブシメジ)中毒

食後数時間〜4、5日すぎから症状が現れ、1カ月以上も手足の先端がはれて激痛が続きます。アクロメリン酸などの成分が知られていますが、毒作用に関係するかどうかは未確認です。

引用元:http://health.goo.ne.jp/medical/10Q20200

(6)カエンタケ中毒

食後30分〜2時間後に激しい嘔吐、水様下痢が現れ、四肢と顔面の粘膜にびらん、頭髪の脱毛から、腎不全、循環器不全、脳障害など全身症状になります。毒成分はサトラトキシンで、近年ベニナギナタタケと誤食し、死者が出ました。

引用元:http://health.goo.ne.jp/medical/10Q20200

(7)スギヒラタケ関連脳症

2004年、東北、北陸地方に急性脳症が発生し、多数の死者が出ました。主に腎機能障害の患者がスギヒラタケを摂食後、数日して発病したため、大事件になりました。原因は特定されていませんが、レクチン、シアンが調べられました。食用キノコ中のシアンは十分に加熱調理すれば減少し安全ですが、タモギタケのようにシアン含有量の多いキノコを多量に食すると中毒の可能性があり、注意が必要です。

引用元:http://health.goo.ne.jp/medical/10Q20200

検査と診断

 食事後、中毒症状が現れた時はただちに受診(内科、救命救急センター)してください。問診(キノコの外観、採集場所、調理前の処理、調理法、食べた量)と、食べ物の残り、調理屑、吐物、便などの検査によって毒キノコの種類を調べます。

引用元:http://health.goo.ne.jp/medical/10Q20200

治療の方法

 基本的な処置として、水分および電解質液を補給しながら、催吐、胃洗浄、吸着剤(活性炭)の投与などで早期に除毒します。
短時間に現れた消化器系障害の場合は対症療法ですみ、数日中に治ります。しかし、アマニタトキシン症候群ではただちに入院し、早期の毒素除去、集中治療が必要です。

引用元:http://health.goo.ne.jp/medical/10Q20200

 

ツキヨタケの群生場所

 

晩夏から秋にかけて、おもにブナの倒木・切り株、あるいは立ち枯れ木などの上に群生する。ときにイタヤカエデ やトチノキ、あるいはミズメ・アカシデ・イヌシデ・コナラ・ミズナラなどの枯れ木に発生することもあり、また、ブナの自然分布がない北海道東北部などにおいては、トドマツ上に生じる。

なお、人工栽培が試みられた例では、アカマツ・カラマツ・チョウセンゴヨウ・アベマキ・クヌギ・モンゴリナラあるいはヤマハンノキなどのおが屑上でも子実体が形成されることが確認されている。

引用元:ウィキペディア

 

ツキヨタケの形状

 

形は、かさは半円形ないし腎臓形をなし、長径5-30cm程度になり、表面は湿時にはいくぶん粘性を示し、幼時は橙褐色〜黄褐色でときに微細な鱗片を散在するが、老成するに従って紫褐色または黄褐色となり、にぶい光沢をあらわす。表皮は肉から剥離しにくく、水酸化カリウム・水酸化ナトリウム・アンモニア水・炭酸水素ナトリウムなどの塩基性化合物によってすみやかに鮮青緑色に変色する。

引用元:ウィキペディア

 

ツキヨタケはヒラタケやシイタケなどと間違えやすいので素人が探すのはかなり危険である為、山に行く時には詳しい方と行くか専門の本を必ず見て探す事をおすすめします。
キノコには皆さんの知らない毒キノコがたくさんあるので下調べせずに興味範囲でキノコを採るのは止めましょう。
毒キノコは毒が弱いものもありますが、万が一摂取してしまった場合にはすぐに緊急処置をし病院に行きましょう!!
処置が遅かった場合には死んでしまう可能性もありますので、気を付けましょう。