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今月28日に、大分県別府市のマンションの一室にて女性の遺体が発見された事件で、大分県警は30日未明に住居侵入の疑いで指名手配していた被害者の次女の元夫を栃木県内にて逮捕したことが分かりました。

事件の概要

遺体が見つかったのは28日の午後7時頃で、大分県別府市内にあるマンションの部屋の中で、渡邉京子さん(60歳)が亡くなっていました。

渡邉京子さんの首には絞められたような圧迫痕があったことから、同県警が殺人事件として捜査を続けていました。





28日の昼に被害者・渡邉京子さんの次女である30代の女性から「大分市に住む母親と連絡がつかない」と別府署に相談があり、県警が捜索をしていました。
そして捜査員がこの30代の女性の自宅マンションを訪れたところ、母親とみられる女性の遺体が居間の壁にもたれかかり座った状態で、上に数枚の毛布がかけられていたところを発見しました。

次女の元夫を指名手配

指名手配されたのは小堀勇太容疑者(31歳)で、殺害された渡邉京子さんの次女の元夫でした。
小堀勇太容疑者は、事件の前日に遺体発見現場のマンションに、正当な理由もなく合鍵を使って勝手に侵入した疑いが持たれており、事件についても何らかの事情を知っているものとみて、住居侵入罪で全国に指名手配されました。

 

被害者の娘はDV被害にあっていた

殺害された渡邉京子さんの娘である次女の元夫で、現在住所・職業不詳の小堀勇太容疑者ですが、ふたりが離婚したのは今年の初め頃で、警察に夫による家庭内暴力(DV)について複数回にわたり相談をしていたことがわかっています。
そして今年の1月と4月の計2回、小堀勇太容疑者はDV防止法違反などの疑いにより逮捕されていました。

30日未明に逮捕される

小堀勇太容疑者が逮捕されたのは30日の午前0時頃、栃木県の宇都宮市の路上にいるところを捜査員が発見し逮捕されました。


 

逮捕容疑は住居侵入罪ですが、警察は渡邉京子さんの殺害についても調べを進める方針です。

他にもあった、DV夫による殺人未遂事件

今年の7月にも、大阪府藤井寺市にてDV被害を訴え避難していた妻とその知人男性を車ではねて殺害しようとした容疑で、無職の男が逮捕された事件がありました。
逮捕されたのは袋谷椋哉(ふくろや ・りょうや)容疑者(21歳)で、その場で現行犯逮捕されています。
袋谷椋哉容疑者は「頃そうと思ってひいた」と容疑を認めています。

事件が起こる直前、「包丁を持った男が男女と言い争ってケンカしている」と110番に通報があり、警察が駆けつけたところ、男女2人が袋谷椋哉容疑者の車にはねられた直後だったということで、その場で逮捕に至りました。

大阪府警生活安全部によれば、袋谷椋哉容疑者の妻(21歳)は1月頃からさDV被害の相談をしており、6月にはDV被害者を保護するための「シェルター」に入居し、袋谷椋哉容疑者とは別居、そののち、7月には藤井寺市に転居していました。

袋谷椋哉容疑者へは大阪地裁から接近禁止の保護命令が出されていました。
それにより知らされていないはずの妻の転居先に事件の前日から周辺をうろついていたという袋谷椋哉容疑者は、「だれかと不倫しているに違いない」との思い込みから、妻が男性と2人で帰ってきたことに逆上して所持していた包丁で2人を殺そうとし、結果車ではねてしまったのです。
妻の住居については、「通販関連業者」から聞き出したと供述していました。

 

 

 

DV夫の多くが妻に異常に執着する

DVの内容は様々ですが、その中に妻を管理しようとするものが挙げられます。
携帯でのやりとりや、服装、金銭の使い道などの管理を含め、妻への異常な執着がみられるケースが多く、その結果思い通りにいかず暴力行為にまで発展します。

そのために別居や離婚したにも関わらず付きまとったりストーカー行為を行う夫は少なくありません。

今回の大分県別府市の事件でも、別れた妻の家に勝手に侵入していたことなどから、そのような執着があったと予想されます。

果たして元妻の母親の殺害も、この元夫によるものなのでしょうか。
事件の解決が待たれます。