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30日、中国でスパイ行為に関わったとして、日本人の男女3人が中国の治安当局に拘束されていたことがわかりました。

日中関係筋によると、拘束されたのは日本から中国を訪れていた民間人の男女3人で、このうち男女2人は遼寧省の中朝国境付近で、もう1人は浙江省の軍事施設の近くで拘束されたということです。

3人は、昨年11月に施行された「反スパイ法」に違反した容疑で拘束されたと見られていますが、具体的にどのような行為が問題とされたのかは明らかになっていません。浙江省で拘束された男性は今年5月に、遼寧省で拘束された男女2人はそれより前に拘束されたとみられ、少なくとも浙江省で拘束された男性は今も拘束されているということです。

引用元:ヤフーヘッドライン





中国の反スパイ法とは?

2014年11月1日に施行された反スパイ法は、習近平総書記を中心として「国際情勢の変化を踏まえ、「政治の安全、国土の安全、軍事の安全、経済の安全、文化 の安全、社会の安全、科学技術の安全、情報の安全、生態系の安全、資源の安全、核 の安全を一体化した国家安全体系を構築する」とする新たな理念」の下で決定されました。


その内容は、中国大陸内外の機関等が結託して行う中華人民共和国の安全に危害を及ぼす活動、スパイ組織への参加、国家秘密もしくは情報を窃取、偵察、不法に提供する活動、公務従事者に国家を裏切るように扇動する行為、敵に対する攻撃目標の指示、その他のスパイ行為などと示されています。
中国政府は日本人に限らず、外国人の中国での行動に警戒を強めており、今年には新たな国家安全法が施行されました。

一貫して海外勢力の浸透を防ぎたいという警戒感が表れています。

中国の思惑は?

習近平総書記を中心とした中国政府は、現在海外からの勢力や思想が、自らの体制を揺るがすという危機感があるとみられています。
中国では既にインターネットの規制も厳しく、政府の不利益になる情報は随時削除されたり、閲覧ができなくなったりしています。


日本では多くの人に利用されているツイッターやフェイスブック等のSNSや、無料動画視聴サイトのユーチューブも制限されています。
こうした中で制定された反スパイ法ですが、スパイの定義の中には”その他のスパイ行為”というあいまいなものもあり、中国当局の捉え方によってスパイだとみなされれば、事実と異なっていても拘束されることも考えられます。
中国政府は、反スパイ法によって市民の目をも活用してスパイに対して厳しく対応していくことを目指していますが、海外からも懸念の声は消えません。

 

中国に拘束された日本人3人の名前は?

現在のところ拘束されている日本人3人の名前は明らかにされていません。なぜでしょうか。

実名報道後、記事を追加したいと思います。

 

日本政府の対応は?

数ヶ月前から中国当局に捉えられていた日本人の情報が、今まで明らかにされなかったことには疑問がありますが、日本政府はどう対応するのでしょうか。
菅官房長官によると、「我が国はそうしたことは絶対にしていない」としています。


中国でスパイと認定された場合、軽微であれば懲役5年以下、国家利益に重大な影響があるとされれば、無期懲役や死刑の可能性もあります。
現在も明らかにされていない点が多くある為、外務省が情報収集を行なっているとのことですが、一部報道によると中国の経済情勢の不安定さも絡んでいる可能性があるともいわれています。

中国旅行は大丈夫なのか?

今回の事件が、ただ中国に旅行に行ったり、観光目的で行った日本人が捉えられたということであれば大きな問題です。

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中国の反スパイ法にあいまいな表現があることから他国からも懸念の声がありました。

中国政府が自分達の都合で旅行者を拘束していれば、国際問題になるでしょう。
中国の経済情勢が不安定な現在、旅行すら危険な国にならないか心配です。スパイは処罰されるべきですが、事実確認を早急に行ない、相応の対応をしてもらいたいと思います。

引用:http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150930-00000021-ann-int
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8896333_po_02620109.pdf?contentNo=1