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中国はスパイ容疑、明日は我が身?

中国で、スパイ容疑で外国人が次々と捕まるという実態は昔からよくありますが、スパイに関する法律に5条が加わり、「その他スパイとして認められることをする行為をスパイだ」と定めたことで、さらにひどくなったと専門家の人たちは語っています。

具体的な行為を認められなくてもスパイだと思えばスパイだという、滅茶苦茶と言うのか、厳しいというのか解らない文言が、どんどん日本人やアメリカ人を始め、外国人を捕獲し、今までにない長期間拘留がされるようになったということです。





拷問なども心配されますが、何もわからない状態のまま悶々と時が過ぎています。

 

しかし、これは特別なことではなく、中国に行くと、我々にもあることだと心得ておく必要があります。

中国でのスパイ行為とは

 

中国でのスパイ行為というのは、自分でしようが他人に頼もうが、中華人民共和国に危害を与える行為と言及しています。

中国人の公務員を扇動したり、誘惑や買収をしたりすること、情報の窃盗や偵察、買収と具体的に書かれているのは、昔からの法律の部分です。

 

これだけの内容であっても、中国の特質を知らない観光客や仕事の出張で訪れた人たちが、次々と捕まっていました。

たいていの罪の内容は軍事関係などの大事な建物の写真撮影でした。

 

昔の日本人観光客の特色は、首からカメラをぶら下げていることと言われていたこともあり、捕まりやすかったとも言えます。

 

だから、中国では写真を撮影するなというのが「日本人の心得の条」となっていました。

 

ところが、その心得も効果なしという状態になるのは、「罠にはめられる」という状況も起こってきたからだと言われています。


スパイ容疑をかけられる罠と密告奨励制度

 

中国のスパイに関する法律に5条を加えたことだけがスパイ容疑者を増やしたのではなく、密告奨励をしていることも関係しています。

密告により賞金が出ることもあるからです。

 

しかも、多くのスパイ容疑者を一度に捕まえられるようなお手柄をすると、そのご褒美はとても大きなものとなります。

中国人の友人とお茶を飲みながら今日の中国観光の話題を楽しんでしているだけでも、密告をされて突然連行される可能性があるというのです。

また、ちょっと、どこそこの写真を撮ってきてほしいなどと頼まれても人の良い日本人は疑いもせず応じますから、写真撮影をしたということで密告をすれば、賞金がもらえます。

中国人の友人から撮影依頼をされると、それがスパイ容疑で捕まるような建物などと思うはずはなく、安心して撮影をすることになります。

 

それが全て罠だということです。

中国では知人程度の人たちを信じないこと

 

中国に行ったとき、たまたま出会った人たちでも話が盛り上がり楽しいと、既に友人関係になったと錯覚する日本人の人の良さはとても危険だと言われています。

 

今の中国のスパイ容疑に関わる状況から逃れるためには、友人であろうと仕事関係の繋がりであろうと、よく知る人でない限りは、知人と心得て構えておく必要があります。

絶対に写真や談話などの「頼まれごと」には気を付けましょう。

 

中国に何度も行き、慣れ親しんでいる人でさえ罠にはまり巻き添えになることもあります。

 

旅行に行くときはツアーを利用し、一人では散歩にも出かけないということも大事です。

実績のある旅行業者などに頼み、信頼できる中国人案内人を付けることも良いでしょう。

とても原始的で、そのような密告を信じられないと言う人たちもいますが、中国全土は広くて、とても考えられないような非常識で恐ろしい風習や考え方を持つ集落も多くあります。

 

自信がなければ、絶対に行かなければならない事情が無い限り、しばらく中国への渡航はしないのがお勧めです。